荻原博子の闘う家計術

「金」を買うときに知っておくべきこと

  • 文 荻原博子
  • 2017年4月27日
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 福岡市で3億8400万円が強奪される事件が起きました。被害に遭った男性は「金塊を買うため」に引き出したと話しているそうです。福岡では昨年、運搬中の金塊6億円相当が警察官を装った男らに盗まれています。

 3億8400万円といえば、通常は電子取引や小切手などの取引になり、現金で取引するということはほとんどありません。ただ、現金でないと買えないものがあります。それが「金地金」なのです。アクセサリーは、クレジットカードでも買えますが、「金地金」はカードでは買えません。また、取引額が200万円を超えると身分証明書の提示が必要です。

 皆さんは、こんなに多額の「金」を買うということはないと思いますが、海外旅行に行ってちょっとした「金」のネックレスや指輪をお土産に買って帰るということはあるのではないでしょうか。

 金は、純度が99・99%以上だと24金と言われますが、24金では柔らかすぎてネックレスや指輪にはなりにくい。そこで、純金の配合率が75%で純銀15%、純銅10%の「18金」が装飾品には使われるケースが多いようです。

 ただ、国内のしっかりした店で買うアクセサリーは「18K」と刻印されていれば、ほぼ間違いなく純金の含有量は75%ありますが、海外の場合は、ホテルの店で売られている「18K」の刻印があるものでも、実は「18K」の金めっきだったなどということもあります。

 そうしたところは、日本は本当にしっかりした国ですが、海外に行ったらいい加減なところもあるので、気をつけた方がいいでしょう。

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PROFILE

荻原博子(おぎわら・ひろこ)

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1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実践的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学研パブリッシング)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。「隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計」(朝日新書)が好評発売中。

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