口福のランチ

フランスを感じるおいしいバゲット「ブラッスリー・ヴィロン」(東京・丸の内)

  • 文・写真 森野真代
  • 2017年6月28日

パンのほかにヴィエノワズリー(菓子パン)やデザートも並ぶ圧巻のショーケース

  • ハム、チーズ、バターのバランスが絶妙な「ジャンボン・フロマージュ」

  • マッシュルーム、パプリカ、ナスなどのマリネがおいしい「コッパ」

  • パリのカフェの雰囲気が味わえるテラス席

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 日本人にとってもすでに欠かせない存在のパン。今週の口福のランチは、パン好きの間では超有名店の「ブラッスリー・ヴィロン」。渋谷と丸の内に店舗を構え、どちらもフランス風ではなく、フランスそのままを感じることができるお店です。

 ブラッスリー・ヴィロン丸の内店のランチは、ショーケースから好きなパンを選んでテラス席で食べるイートインと店内のブラッスリーでランチメニューと共に食べる二つのパターン。筆者のお気に入りは、ショーケースの中から自由にパンが選べるイートイン。常時50から60種類が並ぶこのショーケースがとにかく大好きで、ハムやチーズ、オリーブにサーモン、ツナに野菜サンドなど、見た目も美しく、どれもこれも食べたくなります。

 オーナーの西川隆博氏は、フランスで食べたバゲットに感動して、そのままの味を日本でも提供したいとフランスのVIRON社と交渉。バゲットに欠かすことのできないレトロドールという小麦粉を独占輸入しています。このイチオシのバゲットは、パリで行われるバゲットコンクールで何度も金賞に輝くほどの味わい。小麦粉の芳醇(ほうじゅん)な香り、ハード系のクラスト、中のモチモチとした食感に加え、焼き色もバッチリです。水は、日本の水とコントレックスを混ぜて使用。職人の中にはパリで修業した者も多く、バゲットに限らずどのパンにもプロの技術が感じられます。

 また具材へのこだわりも徹底しており、チーズやバターなど本場の味わいが不可欠な物はパリから直輸入し、新鮮さが大切な野菜は質のよい国産品を使用しています。今回は「ジャンボン・フロマージュ(880円)」を選択。ハム、コンテチーズ、バターを挟んだ王道中の王道のバゲットサンドで、レトロドールのバゲットのパリッとした感触と香ばしさを心行くまで味わえます。また彩り野菜のマリネ、豚肩肉の塩漬けとバターを挟んだ「コッパ(1100円)」も、具材が混ざり合う複雑な味わいで、捨てがたい魅力があります。

 パリと言えばカフェ。シャンゼリゼ通りとはいかないまでも、赤い屋根にテーブルと椅子が並ぶおしゃれな外観は、まるで映画のワンシーンのようです。黒と白の制服を着たギャルソンとセルヴーズの洗練された身のこなしやサービスで、味わいだけでなく雰囲気もフランスナイズされていて気持ちがいい。スタッフが交わす会話がフランス語に聞こえてきそうです。

<今回のお店のデータ>
ブラッスリー・ヴィロン 丸の内店 (Brasserie VIRON)
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 1F
03-5220-7289
http://www.marunouchi.com/shop/detail/3018

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PROFILE

森野真代(もりの・まよ)

写真

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後にフリーエディターに。雑誌やWebを中心に、旅、食、ファッションなどをテーマに執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。「唎酒師(ききさけし)」の資格取得後は、自己研鑽も兼ねて各地の酒処の探索に余念がない。友人を招いての家飲みも頻繁に開催。

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