2位も、おいしいぞ。M-1準優勝の和牛が「どん兵衛」広告に

  • 2017年12月8日
  • 朝日新聞全国版(12月9日付)に掲載された「日清のどん兵衛」「ファミリーマート」の全面広告

  • M-1グランプリ終了後のインタビューで、来年への決意を語る水田信二さん(左)と川西賢志郎さん

  • どん兵衛の公式ツイッターでも二人の画像を投稿し、ファンから応援のメッセージが寄せられた

  • 『M-1グランプリ2017』で、和牛は1票差の2位に

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 漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2017』で2位になった「和牛」が、副賞として「日清のどん兵衛」「ファミリーマート」の新聞広告への出演権を獲得。「2位も、おいしいぞ。」というメッセージと共にM-1決勝戦直後の表情を撮影した広告が、9日付の朝日新聞朝刊(全国版)に掲載された。

 どん兵衛とファミリマートが、準優勝のコンビを全力で応援しようという企画。1位のコンビが注目される中、残念な思いこそあれど、実は2位も「おいしい」場面が多いことに着目した。「悔しいというより、しんどい」と激闘を振り返るツッコミの川西賢志郎さんは「2位でも拾っていただけるのはありがたいです」としみじみ。ボケ担当の水田信二さんは「来年は1位を取れるように」と誓った。

 3日に行われたM-1グランプリ決勝戦で、和牛は視聴者からも優勝候補との下馬評が高かった。ファーストラウンドは1位で突破したが、3組による最終決戦での得票は3票で、優勝した「とろサーモン」に1票差で敗れた。ステージでの悔しさをにじませた場面が広告に起用されると聞いて、水田さんは「思わず『なんやこの仕事は』って言っちゃいましたが、こうやって仕事をいただけるのはむちゃくちゃありがたいです」と率直に語った。

 2年連続の2位という結果に、2人はインタビューでも「しんどいですねー」の言葉を連発。川西さんは「昨年のしんどい思いをしなくていいように、絶対に優勝と目標を決めて、今年1年打ち込んできたので」、水田さんは「ということは、昨年のしんどいよりも、もっとしんどいことせなあかん」と心情を明かした。

 同じく2位のどん兵衛(日清食品の1位はカップヌードル)に対しては「スタッフの気持ちがすごいわかる」と、不思議な連帯感が生まれたそうだ。水田さんは「開発室に行って『しんどかったでしょ』と言いたい」、川西さんは「“しんどいよね飲み会”をしたいよね」と話した。

 実力派漫才師として関西を中心に活動していた和牛だが、M-1などでの活躍を機に、今年春には東京へと進出。どん兵衛のだしは関西と関東で違いがあるが、お笑いの東西の差について聞かれて、水田さんは「関東の笑いには、ずっと品が必要だと思ってたんですよ。でも、とろサーモンさんが優勝したから」と苦笑。川西さんは「めちゃめちゃ“関西だし”が優勝してしまった。もっと関西のままでいいかなっていう、これまた難しいところですね」と語った。

 思いは既に、来年のM-1へと向いている。水田さんは「柔道で言ったら、技あり二つで一本ですから。もう優勝ってことにしてほしいんですけど」、川西さんは「(M-1の担当者に)それを話したら『銀2つではちょっと足りない』みたいに言われたので、そういうことじゃないんでしょうね。もう取るしかないですね」と、優勝を誓った。

 日清食品とファミリーマートはM-1の協賛社。大会期間中にはどん兵衛と「ファミチキ先輩」がコラボして、ツイッター(https://twitter.com/donbei_jp)で漫才の掛け合いを披露した。和牛への副賞も発表され、ファンなどから「和牛が報われる」「肉うどん」などのコメントが寄せられた。

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