口福のランチ

地元で愛されるベーカリーで、たっぷりのパンとお総菜のプレートを 「ポワンタージュ」(東京・麻布十番)

  • 文・写真 ライター 森野真代 イラスト あんじミサ
  • 2018年2月7日

  

 麻布十番駅から徒歩3分ほどの場所にある「ポワンタージュ」は、テイクアウトもイートインも可能な小さなベーカリー&レストラン。ずらりと並ぶパンはもちろん、サラダやマリネ、キッシュ、煮込み料理など、パンに合うお総菜も豊富だ。

「サンドイッチプレート」は、パンだけではなくハムやチーズも美味

 朝10時から深夜23時まで通しで営業していて、ランチタイムは11時30分から15時まで。忙しくて食べ損ねた遅めの昼食にも使い勝手がいい。ランチメニューは、「サンドイッチプレート(1200円)」、「スープ&キッシュプレート(1200円)」、「サラダプレート(1200円)」など。どれもドリンクと数種類のパンの盛り合わせが付く。「サンドイッチプレート」は2種類で、この日はハム&チーズを選択。甘いカボチャのポタージュにキノコのマリネ、サラダ、コーヒー、そしてたっぷりのパンが付いてくる。

ほっとする甘さのカボチャのポタージュとうまみがにじみ出るほうれん草のキッシュ

 店内は、ひっきりなしに人が出入りして活気がある。お店を切り盛りするのは、中川ファミリー。兄の中川清明さんがパン、弟の英司さんが料理を担当する。それぞれ10年以上、パン職人とイタリアンのシェフとして活躍していたが、2002年、自分たちが育った地元の麻布十番にポワンタージュをオープンした。小さな頃にかわいがってもらった近所の人たちに、自分たちの作ったおいしいものを食べて欲しいと始めたお店だから、この地でなければ意味がないと、今もこの1店舗のみだ。

ボリュームたっぷりのパンの盛り合わせ。食べ切れなかったら持ち帰りできる

 「一次発酵」という意味の店名の通り、生地を発酵させ、熟成させることによって生まれる風味や味わいを大切にしている。当初は、英司さんが作る料理に合わせたシンプルなパンが中心だったが、クリームパンが食べたい、アンパンが食べたいなど、色々なリクエストを受けて、今ではパンの種類は120にまで増えた。

サラダ、マリネからハンバーグまで、テイクアウト可能なお総菜も豊富

 新しいアイデアを思いついたらすぐに試作して、これだというパンに出合えば商品化する。材料も国産小麦の全粒粉からカナダの高級小麦粉まで、良いと思うものは取り入れる。併設されたパン工房は早朝からフル稼働で、常に焼きたてのパンが店頭に並ぶ。客足は朝から晩まで絶えることがなく、お目当てのパンを手に店を出るお客の幸せそうな顔が印象的だ。

<今回のお店のデータ>
ポワンタージュ
03-5445-4707
東京都港区麻布十番3-3-10
http://pointage-azabu10ban.com/

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(イラスト あんじミサ)

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