ノジュール

<第57回>快適さを追求、豪華バスツアー最前線

  • 文 田村知子(『ノジュール』編集長)
  • 2018年2月28日

全席独立型シートのロイヤルロード・プレミアム(JTBロイヤルロード銀座)

  • ロイヤルロード・プレミアム。シックな色合いで高級感あふれる

  • 手すり付のゆとりある広さの化粧室も(ロイヤルロード・プレミアム)

  • テレビや車窓が映し出す風景も見られるパーソナルモニター(ロイヤルロード・プレミアム)

  • 木のぬくもりあふれる水戸岡デザインの「ゆいPRIMA」(神姫バスグループ)

  • 定期購読誌『ノジュール』3月号は発売中。表紙は、白石川堤一目千本桜(宮城県)。写真:片岡巌

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 昨年、JR東日本の「トランスイート四季島」やJR西日本の「トワイライトエキスプレス瑞風」など豪華寝台列車が登場しましたが、かつてはリーズナブルな旅の代名詞であった「バス」の旅にも、同じようにラグジュアリー化の波が訪れています。気軽に利用、とはなかなかいきませんが、記念旅行のほか特別感を求める人たちに人気を集めているようです。

 まずは、車窓を楽しむ移動を最大限快適にする車内施設。一般的なバスツアーで使用される車両の定員は1両約45席(補助席を含め55席)程度ですが、豪華車両といわれるバスの座席は10~20席あまりと通常の半数以下になっています。座席もハイグレードな大型シートで、飛行機のようなパーソナルモニターを備えるなど設備が充実、バスの移動では気になる化粧室もゆとりあるスペースで設置されていることがほとんどです。

 また、これらのツアーは、観光スポットを詰め込みすぎないゆとりある行程なのが特徴。予約のとりにくい高級宿や料亭・レストランでの食事や、学芸員や住職による特別講話といった特別感のある内容が盛り込まれているものが多くなっています。内容にもよりますが、1泊2日で10万円を超えるものがほとんどのようですが、添乗員のきめ細やかな「おもてなし」も行き届き、一度利用すると「ぜひ次も」と言う方も少なくないそうです。

 このような豪華バスでのツアーを主催する会社は数社ありますが、日本唯一の全席独立型シート(10席)のバス「ロイヤルロード・プレミアム」を運行するJTBロイヤルロード銀座、豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏デザインのバス「ゆいPRIMA(プリマ)」(18席)を運行する神姫バスグループなど。日帰りから各種ツアー設定があるので、ご興味のある方はぜひお試しを。

 ノジュール3月号では、廃線跡に咲くしだれ桜の並木道(福島県)や、琵琶湖畔に咲き続く桜めぐり(滋賀県)など、まだ見ぬ日本の桜スポットをたっぷり紹介。また、行動展示や光や音の演出で人気の「大人も愉しい」水族館など注目記事が満載です。

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの"宝物"が入っていることがある。

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