キャンピングカーで行こう!

トラブル時に心強い保険考 かゆいところに手が届く補償サービスも

  • 文 渡部竜生
  • 2018年3月7日

 自動車保険をどうするか。キャンピングカーオーナーにとっては悩ましい問題です。クルマであると同時に家でもある、特殊な車両ですから設備もより複雑です。

 今回はそんな「いざというとき」の保険を補強するサービスについて、お知らせします。

一般的な乗用車と違って、使い方によってはさまざまな場所に乗り入れる。海のそばや山道、キャンプ場など、路面も周囲の状況もさまざま。それらに起因する事故や故障も視野に入れたい

車両保険、みんなどうしてる?

 自動車保険に加入するとき、対人・対物補償を無制限にするのはいまや当たり前。ですが、キャンピングカーの保険を考える上で悩ましいのが、自分の車の損傷を補償する車両保険ではないでしょうか。

 キャンピングカーの車両価格にはかなりの幅があります。国産の自走式で最もよく売れている価格帯は500万円台。この金額だと、乗用車と比較しても、一般的なファミリーカーにオプションを装備した程度ではありますが、高級キャンピングカーになれば1千万円超えも珍しくありません。そして、当然ですが車両が高価であるほど、車両保険料は高額になります。

 そこでみなさん、車両保険をどうしているか。少しでも節約したいという人は、

車両保険の適用範囲を「車 対 車」の事故に限定する

車両の金額よりも安く設定する(部分保険)

 といった対策を講じているようです。

 もちろん、これらにも問題はあります。

 適用範囲を「車 対 車」に限定してしまうと「ガードレールにこすった!」「キャンプ場で木の枝にぶつけた」という自損事故には適用されません。

 また、部分保険にすると、仮に事故で全損となっても設定した上限額までしか受け取れません。事故によってさまざまな生活設備にも故障が起きることも考えられますが、そこまでカバーしきれない場合もあるでしょう。

 また、実際に事故などで保険を利用すれば、当然「等級」は下がり、保険料は値上がりします。元の保険料が高ければ、等級ダウンによる保険料アップ率も大きくなってしまいます。損傷の小さな軽い事故なら、いっそ保険を使わず自費で修理した方が結果的に安かったりすることもあるので、なかなか悩ましいところです。

 そんなこんなの、キャンピングカーオーナーの悩みに応えるサービスが、日本RV協会から登場しました。

高速道路を走る機会の多いキャンピングカー。それだけに「飛び石」の被害に遭う確率も高い。ヒビが延びてくると車検にも不合格になる場合もあるので気を付けよう

キャンピングカーならではのトラブルをカバーする新サービス

 今年1月からスタートした新サービス。その名も「JRVAサービス」。

どんなものか、簡単にまとめると

自動車保険では保証されないタイヤのパンク

自動車保険を使ってしまうと等級が下がってしまう飛び石によるフロントガラスの損傷

外装部品で損傷しやすいパーツの保証

 以上を、安価な掛け金で補償してくれるサービスです。

 補償の対象となるのは以下のとおり

《1回上限10万円以内、トレーラーの場合1回5万円以内》
 ・タイヤ
 ・フロントガラス(トレーラーは除外)

《1回 上限5万円》(サービス申し込み時に下記から二つを選択)
 ・サイドオーニング(車両脇の日よけテント)
 ・テレビアンテナ
 ・ソーラーパネル
 ・ベンチレーター(換気扇)

利用条件は?

■JRVA加盟店で購入した車両なら、新車でも中古車でも加入OK。
■補償期間は新車で3年間、中古車1年間。
■補償期間を過ぎたら、更新(再加入)はできない
■申し込み時点で、JRVA加盟店にて当該部分に損傷がないことを確認すること。
■過去に購入した車両でも加入可能。

※JRVA加盟店での購入なら、何年前に買ったものでも加入できる。ただし、仮に10年前に新車で購入したとしても、補償加入時点では中古だから、中古車扱いとなる。

掛け金(補償料)と利用可能回数

自走式×新車(3年間)3万6000円
自走式×中古車(1年間)1万8000円
→1回の上限が10万円までで年2回まで

トレーラー×新車(3年間)2万8500円
トレーラー×中古車(1年間)1万5000円
→1回の上限が5万円までで2回まで

 さすが、キャンピングカー製造・販売店の集まりである日本RV協会のサービスだけあって、かゆい所に手が届く内容で掛け金も安価。キャンピングカーならではのトラブルをうまくカバーしてくれるので、保険会社の車両保険にぜひプラスしたい内容です。

普通の自動車保険ではカバーできないタイヤも補償対象。それだけでもかなり助かるサービスといえそうだ

くるま旅クラブの入会金・年会費も!

 実は上記の料金には、さらにはうれしいオプションが含まれています。キャンピングカーオーナーが加入できる「くるま旅クラブ」、そのスタンダード会員の入会金と年会費が含まれているのです(すでに会員である場合は、上記金額から500円オフ)。

 「くるま旅クラブ」に加入していれば「湯YOUパーク」などの会員向けの施設が利用できるほか、日本RV協会主催のキャンピングカーショーに年1回、2名まで無料で入場できたりフェリーの割引があるなどの特典がもりだくさん。通常、スタンダード会員の入会金・年会費は2800円ですから、補償内容と合わせるとかなりお得なことがわかります。

 愛車を大切に維持するために、ぜひ備えておきたい事故や故障への補償。これから購入される方も、すでにお持ちの方も検討する価値大アリなサービスだと思います。

画像=gettyimages

[PR]

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ

Pickup!