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ミルトン・ナシメント、シスター・スレッジ……、体が動いてしまうSlow danceな名曲10選

  • THE ONE I LOVE
  • 2018年4月13日

 今週の「THE ONE I LOVE」は、&M編集部が洋邦・ジャンル問わず暖かみのある名曲たちをご紹介。読書のお供に、酒の肴に、ドライブ中に。リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。そして目黒川沿いの早春を切り取ったレコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!

  

 

■Les McCann「Falling In Love With Love」

 ジャズ・ピアニスト、レス・マッキャンの1964年の作品より、ピアノトリオにパーカッションを加えたカルテットの軽快でエレガントな「恋に恋して」。躍動感あるリズムと、丁寧に紡いでいくピアノのメロディ一音一音に心奪われる。新生活のスタートに優雅な気分で聴きたい。

 

■Dr. Lonnie Smith「I Need Your Love」

 しっとりとしたイントロから始まって、一気に温度が上がる展開に否応なしにテンションが上がる、ブラジリアンフュージョンな空気感もある曲。少しずつ暖かくなってきたこの時期、気分も暖かくしてくれるモダンソウル・ダンサー。

 

■Tommy Stewart「Riding High」

 ディスコ・ブギーのクラシック。エモいストリングスとファンキーなホーンの演奏に対して、メッセージ性のある詞が乗るわけではなくひたすらタイトルの連呼とスキャットのみで構成されているのが潔い。恋の始まりの舞い上がるような高揚感を感じられる一曲。

 

■Sister Sledge「Thinking Of You」

 ポール・ウェラーや、最近はロード・エコーなど多数のカバーでも知られる、ナイル・ロジャースのギターカッティングとエレガントなストリングスが心地よいメロウ・ソングの大名曲。「君のことばかり考えている」夢中なときこそ、この定番を聴いて心を穏やかにしておきたい。

 

■Poolside「Harvest Moon」

 西海岸を拠点とするデュオ、プールサイドのバレアリックで爽やかな一曲。言わずと知れたニール・ヤングの名曲を、ドリーミーな暖かさはそのままに、耳触りの良いシンセとパーカッションを加えることで現代的なリゾート感のあるアレンジに仕上げている。

 

■PREP「Sunburnt Through the Glass」

 プレップはドレイクなどのトラックを手がけてきた4人組R&Bバンド。アーバンでどこか哀愁漂うトラックとクセになるファルセットは相性抜群。この切ない曲は海外旅行の最終日、ビーチの夕暮れ時から夜の帳(とばり)が降りる間に。シティ・ポップ好きにもオススメしたい。

 

■Ms.(Sharon)Ridley「Changin'」

 エスター・フィリップスやリンダ・クリフォードなどのカバーなどでも知られ、再評価の高まりから昨年7インチ化もされたラリー・レヴァン御用達の名曲。優しくエモーショナルな歌声は相手の心変わりに気付いてしまった愛の終わりの悲哀を表現した切ないもの。

 

■Lou Rawls「You'll Never Find Another Love Like Mine」

 男の哀愁漂うフィリー・ソウルの名曲「別れたくないのに」。愛を失ってしまう時のやるせない感情を渋い低音の歌声で聴かせているが、コーラス部分からどんどん温度が上昇してやけっぱちで清々しい展開になっていくのも面白い。

 

■Tower Of Power「I won't Leave Unless You Want Me To」

 ベイエリアの現役大所帯ファンクバンド、TOPの重厚で美しいラブバラード。彼らの作品はグルーヴィーで派手なアンサンブルの曲ばかり取り上げられがちだが、実はこういうメロウな曲の方が本分なのだと思う。女性に対しての畏敬の念を表現した名曲。

 

■Milton Nascimento「Ponta de Areia」

 エスペランサ・スポルディングからエリス・レジーナ、さらには日本のTHE BOOMまで多数のアーティストに愛されるミルトン・ナシメントの郷愁感溢れるメロウ・ブラジリアン。子どもたちの愛にあふれた牧歌的な合唱とロマンティックでサウダージ感のある歌声にとても感情を揺さぶられる。

(企画制作・たしざん、筑田大介)

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