十六茶に「未病スタイル」ロゴ 神奈川県とアサヒ飲料が連携

  • 2018年6月13日

「ME-BYO」デザインの自動販売機

健康と病気をはっきり区別するのではなく、「未病」の状態を生活習慣で改善しようと神奈川県が発信している「ME-BYO STYLE」。その取り組みにアサヒ飲料が賛同し、未病コンセプトの普及・啓発を推進していく覚書を、8日に同県と締結した。ブレンド茶「アサヒ 十六茶」のパッケージや自動販売機などを通じてアピールを図る。

神奈川県とアサヒ飲料による覚書の締結式が県庁で行われた。写真は神奈川県の黒岩祐治知事

「未病」とは、健康と病気の間を連続的に変化するという、東洋医学に基づく発想。超高齢化社会を迎え、普段の食や運動などを見直して未病を改善することによって健康寿命を延ばそうと、同県が取り組んでいる。

「十六茶」のコンセプトも、未病に着目して身体のバランスを重視する東洋健康思想に基づき、16の健康素材をブレンドしている。アサヒ飲料の岸上克彦社長は「県の取り組みと非常に親和性が強く、未病の認知の向上に役立てられる」と話している。

具体的には、「ME-BYO STYLE」のロゴマークが入った「十六茶」を7月末から同県内のスーパーやドラッグストアなどで販売。年内に約380万本の出荷を見込んでいる。同様に「ME-BYO」デザインの自動販売機を展開していく予定で、未病の認知向上に貢献する。

パッケージに「ME-BYO STYLE」のロゴが入った「十六茶」

さらに、未病の考え方をより理解してもらうために、絵本スタイルのハンドブック「100さいのなりかた」を2万部、家族の身体や心の状態を示す「ME-BYOスケールボード」を2万個作成。同社が量販店で展開する健康イベントなどで配布する。

未病コンセプトの理解促進を目的としたハンドブックとスケールボード

神奈川県の黒岩祐治知事は「消費者の皆さんに直接届く形で未病のコンセプトが浸透していくことは、健康寿命を延ばすのに非常に有効。多くの人が(商品を)手に取って、飲みながらコンセプトを理解してもらうことで、県がチラシを配るよりも大きな効果がある」と、連携に期待を寄せた。

同社では、世の中の健康への貢献を目指すプロジェクト「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」を、2017年から推進している。健康チェックイベントや社員自身の健康サポートを行っており、自治体に対してはこれまで群馬県館林市、富山県入善町などで乳酸菌飲料を提供してきた。

(文・写真 北林伸夫)

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