口福のランチ

カレーもチキンティッカも丁寧に 名店で経験積んだ兄弟シェフの店「やっぱり インディア」(東京・大塚)

  • 文・写真 ライター 森野真代
  • 2018年7月11日

「三色カレーセット」。日替わりの4種類のカレーはバラエティーに富む

今週のカレー店は、ユニークなネーミングが目を引く、JR大塚駅そばのインドカレー店「やっぱり インディア」。なんと、東京・京橋にある大人気店「ダバインディア」でシェフを務めていたスレンダジーさんと、三軒茶屋の「シバカリーワラ」のシェフを務めたラムジーさんが昨年4月にオープンした店だ。2人は兄弟であるうえ、筆者にとってはどちらもヘビーローテーションのカレー店。訪れる前からかなりの期待が膨らむ。

ランチメニューは、カレーが1種類の「日替わりカレーセット(850円)」、「二色カレーセット(950円)」、「三色カレーセット(1050円)」、チキンティッカがつく「タンドリーチキンセット(1250円)」、カレー3種類にチキンティッカとシークカバブ、デザートもつく「やっぱりスペシャルセット(1550円)」の五つ。どれもフルサイズのナンかライス、もしくはハーフ&ハーフの中から選べる。プラス100円でナンをチーズクルチャに変更可能だ。シェフの自信作と聞いて、チーズクルチャを注文してみた。しっとりふかふかの生地と濃厚なチーズ、ほどよいニンニク風味が絶品だ。カロリーが少し気にはなるが手は止まらず、ダイエットはまた今度と心の中でつぶやいた。

チーズたっぷりで食べ応えも充分な「チーズクルチャ」

カレーは日替わりの4種類からセレクト。たっぷりとカレーを味わいたいので、三色カレーセットと、カレー1種類にチキンティッカが2個つくタンドリーチキンセットを注文。

この日の4種は、「辛口のマトン挽き肉カレー」と「ケルラ風チキンカレー」、「長芋とナスカレー」、「バターチキンカレー」。この店では、シェフの経験を生かして北と南インドの両方のカレーが味わえる。マトンカレーは、カルダモンなどのホールスパイスを使った香り豊かなコクカレー。思ったほど辛くはなかったので、チリソースを少し追加。カレーリーフの香りとまろやかなココナツソースのケララ風チキンカレーは、さらりとしていてこれがターメリックライスに良く合う。

「チキンティッカ」はまろやか味とスパイシー味の2個セット

ヨーグルトとタンドーリマサラにじっくりと漬け込み、高温のタンドールで焼き上げたチキンティッカは、やわらかくてとてもジューシー。ミントと青唐辛子で作ったミントソースをたっぷりつけるとさらにおいしい。酸味の効いたキャベツのピクルス「アチャール」も絶品。インド産のウラドダール(黒緑豆)とクミン、マスタードシードが風味を添える。

こだわりは”リッチな味わい”だそう。おいしくするためならスパイスでも、肉や野菜でもふんだんに使う。「いつか自分のお店を持ちたい」という強い思いから、兄弟でタッグを組んで開いた念願のお店に、何度も足を運んで欲しいから、コストが多少かかったとしてもおいしくなるほうが重要なのだそう。

カレーはもちろん、チキンティッカやアチャールなどのカレー以外の料理も丁寧に作られていて完成度が高い。長きにわたり名店で研さんを積んだ2人が作る渾身のカレーは、夏の猛烈な暑さに効く特効薬だ。

大塚駅から徒歩2分のビルの2階。入口が狭いので見逃さないように

<今回のお店のデータ>
やっぱり インディア
東京都豊島区南大塚3-50-3 運来ビル 2F
03-6907-2887
https://yappariindia.com/

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PROFILE

森野真代(もりの・まよ)

写真

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後にフリーエディターに。雑誌やWebを中心に、旅、食、ファッションなどをテーマに執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。「唎酒師(ききさけし)」の資格取得後は、自己研鑽も兼ねて各地の酒処の探索に余念がない。友人を招いての家飲みも頻繁に開催。

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