ノジュール

<第61回>雲の上に、もうひとつのカフェブーム

  • 2018年8月6日

リフトからのパノラマも格別。天気のいい日は富士山も見える

高原の空気はおいしい。そこで楽しむ一杯のコーヒーやお茶は、さらに格別です。ノジュール8月号巻頭特集「楽して愉しむ百名山」では、“天上カフェ”と題して、標高1,000メートルを超える高原にある人気のカフェを特集しています。

山々のパノラマを眺めながら、涼やかな風に吹かれてテラスでひと息。想像しただけでもリラックスした気分に包まれますが、まずご紹介したいのは、信州志賀高原、標高2,307メートルの横手山の山頂にある「横手山頂ヒュッテ」。春から初秋にかけては、動く歩道「スカイレータ」とリフトを乗り継いで、誰もが簡単に山頂までたどり着くことができるので、「険しい山登りは不安」という方にも心配は無用です。さすがに2,000メートルを超える高さだけあって、360度のパノラマは遠く日本海までを望み、もう見事と言うほかありません。

横手山頂ヒュッテの眺望抜群のテラス席

ここ横手山頂ヒュッテは、昭和27年創業の家族三世代経営というアットホームなヒュッテ。併設のカフェレストランにあるテラス席では、名物のきのこスープやボルシチをどうぞ。ひんやりとした高原の風と熱々の料理のコントラストは、ここならではの楽しみと言えるでしょう。もうひとつ忘れてはいけないのが、日本最高峰にあるヒュッテのベーカリー。売り切れになることも多い焼き立てパンを、ぜひお試しください。

次に、朝限定のカフェはどうでしょうか。北海道、星野リゾート トマムの「雲海テラス」は標高1,088メートルの位置にあり、およそ40%の確率で眼下に雲海を眺めることができる場所として人気ですが、朝5時から7時までは「てんぼうかふぇ」がオープンしています(10月15日までの期間限定)。日高山脈を覆い尽くすように流れる雲海から昇る日の出の幻想的な美しさに魅せられながら、スープや人気の雲海コーヒーをゆっくりと。早起きした人だけが味わえるトマムでの特別なぜいたく時間がここにあります。

雲海が滝のように流れ込む、トマムならではの絶景

標高1,900メートル。八ヶ岳の裾野に広がる清里の、最も標高の高いエリアにある「清里テラス」では、サンメドウズ清里内にあるパノラマリフトで登りつめると、一面の芝生にゆったりとガーデンソファが置かれたカフェが目に飛び込んできます。事前に予約可能なプレミアムシートもあるので、青い空と白い雲、そして富士山を眺められる最高の環境のなか、やわらかなソファに身を委ねて心ゆくまでくつろぎたいスポットとして人気です。

時間を忘れてゆっくりしたくなる清里テラスのソファ席

山登りになれていない人でも、体力に自信がない人でも、リフトやロープウェーなどを使って、山や高原の楽しさを簡単に味わえる。ノジュール8月号では、そんな旅のプランをさくさんご用意しています。まだ遅くない夏休みの計画にぜひお役立てください。

また、世界遺産登録が決定した、長崎・天草地方も大特集。長崎と天草地方に伝わる禁教、潜伏、そして復活の軌跡に触れる旅もご紹介しています。知られざる歴史と文化の物語を、ぜひ誌面でお確かめください。


■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。

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