ビールが売れない時代なのになぜ?「一番搾り」絶好調の秘密[PR]

  • 文 北林伸夫
  • 2018年9月13日

  

最後にビールを飲んだのは、いつだったか覚えていますか? 「昨日も飲んだよ」という方もいれば、「最近飲んでいない」という方や「あの時飲んだのはビールだったっけ?」と記憶が定かでない方もいるかもしれませんね。

実は今、キリンビール「一番搾り」缶が売れています。「ビールが売れない時代」と言われているにもかかわらず、2020年に発売30周年を迎える定番ビールが、消費者の支持を広げているのです。アルコール飲料の選択肢が多様化し、発泡酒や第三のビールも増えた中にあって、なぜ「一番搾り」が選ばれるのか。その秘密を探ってみましょう。

リニューアル後に売り上げ大幅アップ

  

「キリン一番搾り生ビール(一番搾り)」は、2017年9月のフルリニューアル以降、おいしさが評価され、2018年7月期の売り上げで前年比124%、缶の出荷量累計では前年比117%と、その人気が加速しているようです。この好調を受けてキリンビールでは、年間販売目標を期初の前年比マイナスの設定から上方修正し、前年比プラス2.6%の3100万ケース(1ケースは大びん20本換算)に見込んでいます。

17%増という数字だけ見ると、あまりピンと来ないかもしれません。これは、ビールという巨大な成熟市場で、「一番搾り」が人気のロングセラー商品であることを考えると、驚異的な数字なのです。

1990年発売の「一番搾り」が今もヒットを続ける理由の一つが、2017年9月に行われたフルリニューアル。キリンビールにとってフラッグシップであり一番の売れ筋商品である「一番搾り」の製法を更に進化させることは、ある意味で大きなリスクを伴います。

しかし、定番商品と言えども進化を続けることは必要です。ブランドや伝統をしっかり守りながら、フルリニューアルに踏み切ったことで、「一番搾り」は消費者の心をつかむことに成功しました。

よりおいしく調和のとれた味わいに

  

「一番搾り」というブランドの基幹を支えるのは、おいしさへのこだわりです。「一番搾り麦汁だけでビールを作れば、おいしいに決まっている」という思いから誕生した「一番搾り」は、その後も多くの醸造家たちの情熱に支えられて、進化を続けてきました。

フルリニューアルのポイントは、雑味や渋みにつながる成分をできるだけ減らすために採用された「低温麦汁ろ過技術」によって、麦本来のうまみを感じやすくなっていることです。

また、1000回を超える試験醸造を重ね、工程を見直して新たな設備の導入などを実施。おいしさにとことんこだわった地道な努力によって、これまでもバランスがとれた味わいであった「一番搾り」が、これまで以上に調和のとれた味わいに仕上がったと言えます。

消費者の心に響くコミュニケーション戦略

 

“おいしさ”をキーワードにしたコミュニケーション戦略も、リニューアルした「一番搾り」がヒットした要因の一つです。堤真一さんらが出演するCMは、他のビール類との違いを明確にしつつ、CM総合研究所の「銘柄別CM好感度ランキング」で2017年9月以降に何度も第1位を獲得しました。

ビールを大好きな人たちが「一番搾り」を飲んで、それぞれの幸せを感じているCM。「おいしい+幸せ」というメッセージが直感的に伝わってきます。

「自分もこんな風に、ビールをおいしく飲みたい」と感情移入しやすいことも、CMが消費者の心に響く効果が大きいと言えるでしょう。

9月からは新CMの放映もスタート。今後も「一番搾り」のCMに要注目です。

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キリンビール株式会社:https://www.kirin.co.jp/products/beer/

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