&(and) MUSIC

ドレイク、グラスパー…ちょっとビターな10の物語を楽しむ大人のプレイリスト

  • THE ONE I LOVE vol.21
  • 2018年11月2日

  

今週の「THE ONE I LOVE」は、&M編集部が洋邦・ジャンルを問わずちょっとビターな名曲をご紹介。今回は「おセンチな秋のムードに浸る」をテーマに、読書のお供に、酒のさかなに、ドライブ中に。リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。レコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!


■The System「Don't Disturb This Groove」

秋になるとなぜか無性に物悲しく、気分が落ち込む人も少なくないはず。そんな時はゆっくりと体を休めて、おセンチムードにどっぷり浸るのもまた良し! というわけで、“このノリを邪魔しないで”という名の80'sメガヒットから。


■Yo La Tengo「Autumn Sweater」

“現代のヴェルヴェッツ”とも評され、日本でも根強い人気を誇るUSインディバンドの97年作の名盤より。人の目なんて気にせずゆるゆるまったり聴きたい、牧歌的かつサイケでフォーキーなラブソング。


■The Stranglers「Golden Brown」

パンク~ニューウェーヴの雄が放った81年のヒット作。クラシカルなオルガンが響き渡るメロウで退廃的な愛の歌はまさに“New Wave”だが、「Golden Brown」とはスラングでヘロインの意とも。


■Drake「Passionfruit」

ヒップホップ、R&B、エレクトロニカまでのみ込んだサウンドと政治的・社会的発信力でメジャーシーンを突っ走るドレイク。耳に心地のよいメロウネスに見え隠れする底知れぬダークネスが、いまの時代を象徴しているかのよう。


■HONNE「I Might」

イーストロンドン出身のエレクトロデュオ「本音」の最新作より。セイント・エティエンヌを彷彿(ほうふつ)とさせるようなおセンチなシティー・ポップに、レーベル名も「Tatemae(建前)」とシャレの効きっぷりもいい。


■冨田ラボfeat.七尾旅人「rain on you」

15周年を迎えたマエストロ冨田恵一率いるポップ研究室の、先頃リリースされた『M-P-C』より七尾旅人をボーカルに迎えた1曲。イノセントで甘い歌声が心地よいウェルメイドなポップワールドは、秋雨の休日にひとりヘッドホンで浸りたい。


■The Internet feat. Tay Walker「You Don't Even Know」

ロスのオルタナR&Bバンド13年作の2ndより、アンニュイな音響使いがさえる1曲。彼らが属するクリエーター集団オッド・フューチャーは、90年代のグランドロイヤル(92~01年まで米国で活動したレコード会社)よろしく多彩な才能を輩出。


■宮沢和史「Anjos - Tenshitachi」

The Boomとしてさまざまな民族音楽に取り組んできた彼の、98年作2ndソロより。カルリーニョス・ブラウンをはじめ当時の新世代ブラジリアンたちとガッツリシンクロしたエッジィな音ながら、日本的なサウダージも。


■Robert Glasper Experiment feat. Musiq Soulchild & Chrisette Michele「Ah yeah」

老舗BlueNoteが誇る新世代ジャズピアニスト。ヒップホップ、ネオソウル勢とのコラボも多く、この曲を含む『Black Radio』はグラミー最優秀R&B賞を獲得。ジャズか否かなんて愚問をリリカルなピアノが軽やかに蹴散らす。


■Nick Cave & Bad Seeds「Straight to You」

俳優、作家としても活躍するパンク吟遊詩人の92年作『Henry's Dream』より。ヘタウマなバリトンボイスは年齢とともに深みとつやを増し、英国『Q』誌「史上最も偉大な100人のシンガー」82位にも選出。



(企画制作・たしざん、河野有紀)


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