&(and) MUSIC

ジョン・フルシアンテ、ニック・ドレイク……ちょっとビターな10の物語を楽しむ大人のプレイリスト

  • THE ONE I LOVE vol.22
  • 2018年11月16日

  

今週の「THE ONE I LOVE」は、&M編集部が洋邦・ジャンルを問わずちょっとビターな名曲をご紹介。今回のテーマは「インディアン・サマー(晩秋から初冬にかけての小春日和)に聴きたいフォーキー・グルーブ」。読書のお供に、酒のさかなに、ドライブ中に。リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。レコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!


■Victor Davies「Brother」

KYOTO JAZZ MASSIVEや福富幸宏とのコラボでも知られるロンドン生まれのシンガー・ソングライター。肌寒いこの時季にもハマる、ブラジリアン・フォークをベースとした英国産らしいアーバン・ソウル。


■Beat Happening「Indian Summer」

カート・コバーンをはじめUSインディ・シーンに多大な影響を与えたカリスマ的バンド。リーダーのカルヴィン・ジョンソンが主宰するKレーベルからは、ベックや少年ナイフなども作品をリリース。ちなみに「インディアン・サマー」とは、晩秋から初冬にかけての小春日和のこと。


■Elliott Smith「Waltz #2」

2003年に34歳の若さで急逝した天才シンガー・ソングライター。今年の命日10月21日には、カーネーションの直枝政広らが追悼ライブを開催。酒と薬に溺れ、うつと闘った彼にとっては、音と言葉を紡ぐことが唯一のセラピーだったのかもしれない。


■Robbie Robertson「The Code of Handsome Lake」

先頃自伝を発表した米ロック界の重鎮の98年の4thソロより。ネイティヴ・アメリカン音楽の追求をライフワークに、当時U2を手掛けてビッグネームとなったハウイー・Bらを迎えてアーシー(「土の香りを感じさせる」の意)なトリップ・ホップを披露。


■Galliano「Twyford Down」

アシッド・ジャズ・シーンの象徴的存在だったGallianoが、フォーク精神にあふれたブリット・ファンクで頭ひとつ抜きんでた94年作の3rd『The Plot Thickens』より。CS&N「Long Time Gone」のカバーもいい。


■Bill Withers「Grandma's Hands」

「Lovely Day」で日本でもおなじみのソウル・レジェンド。77年のデビュー作『Just as I Am』より、骨太で男の哀愁と慈悲に満ちた名曲を。Blackstreet「No Diggity」のネタとしても知られている。


■Nick Drake「Pink Moon」

国内外ミュージシャンのオールタイム・フェイバリットとしてその名が挙がることも多いニック・ドレイク。遺作となった72年作『Pink Moon』での極限まで研ぎ澄まされた音響世界は、たった2晩で完成したという。


■John Frusciante「Anne」

もはや「元RHCP」という枕詞(まくらことば)は不要の彼だが、先日もフリーとの2ショットが話題となるなど、元サヤを願うファンは多い。近年はエレクトロニカやヒップホップにシフトしているものの、歌うようなギターとエモな歌声は唯一無二。


■Tom Petty and the Heartbreakers「Learning To Fly」

昨年惜しくも他界したトム・ペティ。アメリカの光と影を描くロックンローラーとして本国では絶大な人気を誇った彼の、91年作『Into The Great Wide Open』から、澄んだ秋空の下で聴きたい1曲。


■Terry Callier & Paul Weller「Brother to Brother」

フォーキー・ソウルの代名詞テリー・キャリアーが、ポール・ウェラーをゲストに迎えて男の友情や絆を歌う2002年作。オールド・ソウルの良きリスナーでもあるウェラーの、熱いリスペクトが伝わってくる。



(企画制作・たしざん、河野有紀)


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