密買東京~遭遇する楽しみ

狩野永徳の傑作「上杉本洛中洛外図屏風」がベース 日本の伝統文化を現代によみがえらせた和片(ワッペン)

  • 2018年11月29日

まるで昔の京都の街からそのまま抜け出してきたような、生き生きとした表情の人、物、動物が、刺繍(ししゅう)で表現された小さなワッペン。その数、なんと100種類!

「和片」と書いて、ワッペンと読むこの商品。

まるで昔の都からそのまま抜け出してきたような、活気ある楽しげな表情の人、動物、物たちが描かれた小さな小さなワッペンが、なんと100種類もあるのです。

思わず和んでしまうその表情。一つひとつがすごく魅力的なのですが、なんといってもその種類の多さに楽しくなります。

  

この和片に描かれた昔の人々、よく見れば誰一人としてじっとしていません。

踊る人、漁をする人、笛を吹く人、物乞いする人もいて、誰もが今まさに何かをしている場面。生き生きとして、トボけた味わいも出しています。

この商品にはいくつかシリーズがあるのですが、今回ご紹介するのは「洛中洛外図」というシリーズです。

たぶん誰もが教科書で見たことがあるでしょう。上空からの視点で描いた京都の街並み。雲の間からその街並みが顔をのぞかせ、そこに人々が暮らす様子が描かれた京都の風俗画が、「洛中洛外図」。それが描かれた屛風の写真が、学校の教科書に載っていたのではないでしょうか。

  

「洛中洛外図」は、室町時代から江戸時代にかけて、色々な人が描いてきたようですが、中でも傑作とされ、国宝にも指定されているのが、狩野永徳が安土桃山時代に描いた「上杉本」と呼ばれるものだそうです。

改めて調べてみると、なるほど京都の街中や郊外で生活する人々の様子が、精緻(せいち)に描かれているだけでなく、実に生き生きとした表情で、マンガにも通じるものを感じる作品。

おかしさ、かわいらしさもあって、現代の感覚で見ても楽しめます。

和片ではこの「上杉本」の洛中洛外図をベースに、そこに描かれている3000を超えるともいわれるモチーフから百点を抜き出し、刺繍(ししゅう)で表現しています。

しかも単純に抜き出しただけではなく、和片のために大幅に描き直して、刺繍糸の送りや密度、方向、色、パターンなど、試行錯誤を繰り返したのだそうです。

  

「京東都」。それがこの和片を展開しているブランドの名前です。

読み方は、「きょうとうと」。頭ではわかっていても、なかなかすんなりとは読めないものです。それもそのはず、名前の中に見え隠れする、「京都」、そして「東京」という見慣れた地名。

日本の伝統文化の象徴的な場所ともいえる「京都」。そして日本の今を表す存在「東京」。

二つの象徴を融合した京東都という名前には、日本の伝統文化を新しく生まれ変わらせ、東京から世界へ発信するという意味が込められているそうです。

そんな京東都は、京都伝統の刺繍を中心にプロダクトを生み出しているブランドです。

京都刺繍の伝統を受け継ぐブランド京東都で作られる和片。安土桃山時代に描かれた京の絵が、平安時代に花開いたという京都の刺繍の技術で現代に表現され、そして日本から世界を目指す。そんなプロダクトなのです。

(文・千葉敬介 写真提供・京東都)

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