キャンピングカーで行こう!

今年も注目、2月のジャパンキャンピングカーショーの見どころ予想

  • 文・写真 渡部竜生
  • 2019年1月9日

今年は3ホールでの展開(幕張メッセ)。昨年のように会場が分かれていないので見やすいのでは?(写真は過去のキャンピングカーショーの光景)

明けましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願いします。

年越し旅に出かけられていた方、初日の出は見られましたか? スキー・スノーボードに行かれていた方、雪のコンディションはいかがだったでしょうか?

あっという間にお正月休みが終わり、気がつけば1月も半ばにさしかかろうとしています。

2月には日本最大のキャンピングカーショー「ジャパンキャンピングカーショー」が、幕張メッセ(千葉市)で開催されます。今年は2月1日~3日の3日間の日程です。

平成最後の年明け最初の「キャンピングカーで行こう!」は、今年の「ジャパンキャンピングカーショー」の見どころ予想をお伝えしたいと思います。

ここ数年、衰えを知らぬキャンピングカー人気を受けて、日本各地で大小さまざまなキャンピングカーショーが開催されます。が、ほぼ全てのビルダーが一堂に会するのはジャパンキャンピングカーショーだけ。さらに、各ビルダーはこのジャパンキャンピングカーショーのタイミングで新型をこぞって発表しますから、一見の価値ありです。そのレアな機会をねらって、北海道や九州といった遠方からの来場者もいらっしゃいます。

例年、ショーの少し前から公式Webに出展車両が少しずつ掲載されますが、とても全部は事前公開できないのが実情です。というのも「搬入の前夜にやっと完成したんだ」なんていうビルダーも珍しくないからです。(過去には、搬入日に内装の最終仕上げをしていた会社もありました!)

そんな、まさに出来立てほやほやの新型車を見ることができるのも、ジャパンキャンピングカーショーのだいご味と言えます。

タイプ別・お楽しみ予想

軽キャンピングカー

昨年話題を集めたホンダ・N-VANベースの車両がどれだけ出てくるか楽しみです。何車種かは既に製品化されていますが、残念ながらN-VANの特異な内装を生かしきれている商品はまだ出ていない気がします。

キャンピングカーの室内レイアウトは、安全性やスペース効率、法規などさまざまな事情をクリアしてできあがっています。そんな中でも、特に変わった内装をベース車両が持っているのですから、思い切った、斬新なレイアウトがどこかから飛び出すかもしれません。

ベース車両としては不利なボディー・タイプ(ボンネットタイプ)ですが、人気のジムニーをどんな風に仕上げてくるか、興味津々です

また、軽自動車としては生産が間に合わないほどの大人気車、スズキ・ジムニーにも注目です。キャンピングカーベースとしては不利なボンネットタイプのボディーですが、こちらも、何かしらアイデアに富んだ提案が出てくるかもしれません。小さなボディーにどんなコンセプトを詰め込むか。人気の軽キャンピングカーの新モデルにぜひ期待したいですね。

バンコン

この数年ささやかれ続けているのが、トヨタ・ハイエースのフルモデルチェンジのうわさです。フルモデルチェンジが行われれば、各ビルダーから、新モデルに合わせた商品を開発せねばならず、どうしても旧モデルベースの生産がストップしてしまいます。それを防ぐためばかりではないでしょうが、日産・NV350ベースの新型車が増えているようです。「このレイアウトがNV350ベースだったらなぁ……」なんて思っていた方には朗報かもしれません。

ハイエースベースしかなかったビルダーがNV350を手掛けるケースが増えています(画像提供:ドリーム・エーティー)

キャブコン

キャンピングカー人気が定着するにつけ、キャブコンの人気も高止まり。そのため、各社とも現行商品の生産に追われているせいか、まったくの新型登場は少ないかもしれません。既存商品のレイアウト違いや各部のブラッシュアップなどのマイナーチェンジが多いようです。そもそも、ベース車にほとんど動きが無いので、仕方のないところではありますが、それだけキャブコンというカテゴリーが成熟してきたということでしょうか。バンコンにくらべて広さでは圧倒的に有利なのがキャブコンやバンコンです。本格的にキャンピングカーを使いこなす人が増えてきた証とも言えそうです。

国産バスコン・輸入キャンピングカーなど

各ビルダーとも、新型トヨタ・コースターベースの製品もほぼ出そろった昨今。今年春はレイアウト違いなど既存商品のバリエーションが出展される見込みです。一方、輸入車に関しては、ヨーロッパ車人気が続行中。特に今年はフィアット・デュカトにぶつけるように登場した、FFになったベンツベース。いち早くハイマー社が採用していますが、実車を是非見たいですね。

FFのベンツシャシー採用のハイマーMCシリーズ。ぜひとも実車が見たいですね

トレーラー

今年も堅調なのがトレーラーです。欧州車に加えて米国車も増えてきました。これまでアメリカントレーラーと言えば、頑丈なアメリカンSUVなどでないと引っぱれないヘビー級がほとんどでしたが、車両重量750kg以下のライト級も出てくるようです。商品のバリエーションが増えるのは、ユーザーにとってもいろんな意味で喜ばしいこと。ぜひ、ご自分の目でどんな商品が並ぶか、確認してみてください。

前にも書いた通り、お正月休み返上で製作に励んでいるビルダーも多いことでしょう。ショーがスタートするまで、文字通り「ふたをあけてみないと」どんな車が並んでいるかわからず、ドキドキです。

私ももちろん、会場におります。見かけたら気軽に声をかけてくださいね。

◆DATA

ジャパンキャンピングカーショー2019
2月1日~2月3日
幕張メッセ(1~3ホール)
https://jrva-event.com/jccs

[PR]

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

PROFILE

渡部竜生(わたなべ・たつお)キャンピングカージャーナリスト

写真

サラリーマンからフリーライターに転身後、キャンピングカーに出会ってこの道へ。専門誌への執筆のほか、各地キャンピングカーショーでのセミナー講師、テレビ出演も多い。著書に『キャンピングカーって本当にいいもんだよ』(キクロス出版)がある。エンジンで輪っかが回るものなら2輪でも4輪でも大好き。飛行機マニアでもある。旅のお供は猫7匹とヨメさんひとり。

今、あなたにオススメ

Pickup!