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ノラ・ジョーンズ、マドンナ……ちょっとビターな10の物語を楽しむ大人のプレイリスト

  • THE ONE I LOVE vol.30
  • 2019年2月1日

  

今週の「THE ONE I LOVE」は、&M編集部が洋邦・ジャンルを問わずちょっとビターな名曲をご紹介。今回は「真冬の休日サウンドトラック」をテーマに、読書のお供、酒のさかな、ドライブ中、リラックスタイムにピッタリな楽曲を、Spotifyで随時プレイリスト化していく。レコードジャケット風の写真も、一緒に楽しんでもらいたい。毎日に、もっと愛と音楽を!

■Norah Jones feat. Willie Nelson「Baby It's Cold Outside」

Q-TipやBelle & Sebastian、Foo Fightersなどなどジャンルを超えたコラボ曲をまとめた『…Featuring Norah Jones』(10年)より、カントリーの大御所ウィリー・ネルソンとのスタンダード・ナンバー。同曲の名訳カバー、吾妻光良「おもて寒いよね」もぜひご一聴を。


■Musiq Soulchild「sobeautiful」

「21世紀のスティーヴィー・ワンダーに一番近い存在」とも称され、フィリー・ソウル(70年代に米国フィラデルフィアを中心に生まれたソウル・ミュージック)・マインドを今に歌い継ぐネオ・ソウルSSW。5th『onmyradio』(08年)より、彼の真骨頂ともいえるウォームでスイートなラブ・ソングを。


■Jordan Rakei「wildfire」

サム・スミスもファンを公言するUKジャズ・シーンの新鋭、ジョーダン・ラカイ。2nd『Wallflower』(17年)よりブレイクビーツものの老舗レーベルNinja Tuneに移籍したことも話題となったが、ジャズにとらわれないエクレクティック(折衷的)な音作りが魅力の彼だけに、そのチョイスにも大いに納得。


■Simon & Garfunkel「A Hazy Shade of Winter」

冬の名曲といえば、この「冬の散歩道」。L.A.のガールズ・バンド、The BanglesのカバーVer.を思い出す人も多いのでは。67年1月、ニューヨークのリンカーン・センターで録音されたライブ・アルバム『Live From New York City 1967』より、当時25歳のふたりのみずみずしいハーモニーをご堪能あれ。


■Ben Watt「North Marine Drive」

Everything But The Girl結成前にベン・ワットが残した傑作ソロ・デビュー・アルバム(83年)のタイトル・トラック。冬の海で遊ぶ子供たちを描いたジャケットもすてきで、冬になると必ず聴きたくなる1枚。80年代後期、このアルバムからインスパイアされた同名のアパレル・ブランドもあったっけ。


■堀込高樹「雪んこ」

キリンジが兄弟ユニットとして活動中の05年に発表された兄・高樹の1stソロ『Home Ground』より。タイトルからポップなウィンター・ソングを想像するも心地よく裏切られる、雪景色の静謐(せいひつ)な空気感を前半のインストと後半の歌パートで表現したアメリカーナ(カントリーやリズム&ブルースなど米国のルーツ音楽から影響を受けたサウンド)。


■The Finn Brothers「Homesick」

こちらはニュージーランドのフィン兄弟の2nd『Everyone Is Here』(04年)より。弟のニールは80'sのメガ・ヒット「Don't Dream It's Over」でおなじみCrowded Houseのフロントマン。クラウデッドも手掛けた鬼才ミッチェル・フルームをプロデュースに迎え、彼らしいシンプルかつ緻密(ちみつ)な音響づくりが、兄弟の非凡なメロディー・センスを好アシストする知る人ぞ知る名盤。


■Silent Poets「going home」

昨年活動25周年を迎え、6月に行った記念ライブのドキュメンタリー『SAVE THE DAY』もこの1月に劇場公開されたSilent Poets。90年代初頭よりオリジナリティーあふれるアーバン・ダブで唯一無二の存在感を放ってきた彼(彼ら)の初期の名トラックを。当時レーベル・メイトでもあった竹村延和によるリミックスVer.も秀逸。


■Madonna「Frozen」

当時ヨガやカバラに傾倒していたマドンナが、テクノ~アンビエント畑のウィリアム・オービットをプロデューサーに迎え、より内省的なサウンドへと昇華させた『Ray Of Light』(98年)より。Aphex Twinとのコラボなどでも知られる映像作家クリス・カニンガムが手掛けたMVも、幻想的な映像美が話題となった。


■The Tony Rich Project「Nobody knows」

ボーイズIIメンやTLCへの楽曲提供で頭角を現し、96年にベイビーフェイスのレーベル「LaFace」よりデビューしたSSW、トニー・リッチによるニュー・クラシック・ソウルのクラシック。彼と前後して登場したディアンジェロやマックスウェルと比べるとやや地味な存在ではあるものの、ベイビーフェイス直系の美メロはやはり格別。



(企画制作・たしざん、河野有紀)

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