男のブランド館

ビジネスシーンにおける最強の装い 「トム フォード」のスーツ

  • 文 羽生美香
  • 2015年11月20日

写真:トム フォードのスーツを着こなすダニエル・クレイグ(映画「007 スペクター」より) トム フォードのスーツを着こなすダニエル・クレイグ(映画「007 スペクター」より)

写真:映画で使用されたウェアはすべてイタリアのテーラーメイド(映画「007 スペクター」より) 映画で使用されたウェアはすべてイタリアのテーラーメイド(映画「007 スペクター」より)

写真:2016年春夏モデルのスーツ。アップルウォッチ仕様のポケットウォッチチェーン付き 2016年春夏モデルのスーツ。アップルウォッチ仕様のポケットウォッチチェーン付き

写真:2016年春夏モデルのスーツ。1960年代中頃のカルチャーにインスパイアされたデザイン 2016年春夏モデルのスーツ。1960年代中頃のカルチャーにインスパイアされたデザイン

写真:映画制作に合わせて発表された「ボンド・カプセル・コレクション」のスーツ 映画制作に合わせて発表された「ボンド・カプセル・コレクション」のスーツ

写真:映画制作に合わせて発表された「ボンド・カプセル・コレクション」のイブニングウェア 映画制作に合わせて発表された「ボンド・カプセル・コレクション」のイブニングウェア

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 クールビズに続き、ウォームビズの奨励なども後押しして、ビジネスウェアのカジュアル化が進んでいるのは紛れもない事実です。とはいえ、服装はビジネスシーンにおける重要な自己表現のひとつ。仕事をバリバリこなしても、装いに品がなければ、せっかくの好印象も半減してしまいます。自分が相手にとってどのような人間に見えるのか、自分自身をブランディングしていくことも必要。その意味でもビジネスウェアの基本であるスーツの着こなしは重要です。スーツの強みは、選択さえ間違えなければ、比較的簡単にスマートな自分を演出できること。そこでおすすめしたいのが「トム フォード」のスーツです。

才能あふれるファッション界の天才

 トム・フォードは、1961年米国テキサス州オースティンの生まれ。大学で美術史を学んだ後、有名なデザイン学校のパーソンズで建築を専攻。その後ファッション業界に進み、米国のブランドでデザイナーとして頭角を現します。90年、グッチのレディース部門のデザイナーに、そして94年にはクリエーティブディレクターに就任。エレガンスにモードを取り入れたスタイリッシュなデザインでブランドのイメージを一新。デザインのみならず独自のイメージ戦略とマーケティングで、瞬く間にグッチ・ブームを再燃させました。倒産寸前だったグッチのこの復活劇は「トム・フォード・シンドローム」と呼ばれています。2001年からはグッチ傘下のイヴ サンローランのクリエーティブディレクターも兼任。02年にはグッチ・グループの取締役副会長に就任しました。94年以降の10年間で、売上高は2億3千万ドルから、30億ドル弱にまで拡大し、グッチは世界で最も収益性の高い高級ブランドの一つになったのです。

エレガントなデザインとこだわりの仕立て

 グッチという名だたるラグジュアリーブランドを復活させた後、04年にそのグッチを辞め、翌年に自身のオリジナルブランド「トム フォード」を設立しました。アイウェアからスタートし、現在ではメンズ、レディース問わず、ウェア、靴、アクセサリー、フレグランスなどを扱い、押しも押されもせぬラグジュアリーブランドとして、不動の地位を確立しています。中でもスーツコレクションにおいては高級スーツブランドの「エルメネジルド ゼニア」と提携。最高品質の素材を用い、昔ながらのオートクチュールの手法で一着一着縫製にこだわって仕立てています。“スーツ”という普遍的なデザインに、天才トム・フォードの内面からあふれ出る美学のエッセンスが加わることで、クラシカルでありながら、モダンでエレガント、他とは一線を画すスーツが生まれるのです。

007でも活躍するトム フォードのスーツ

 12月公開の映画「007 スペクター」の主演のダニエル・クレイグは、2作目の「慰めの報酬」、3作目の「スカイフォール」に続き、今回もトム フォードのスーツを着用。大のお気に入りのようで、普段からトム フォードを愛用中とも。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる上で欠かせない自己表現がトム フォードのスーツなのです。宿敵スペクターとの対決シーンもラグジュアリーなスーツ姿で。そこに英国紳士の美学が表現されています。ジェームズ・ボンドも魅了するトム フォードのスーツで、カッコいい男のダンディズムを表現してみてはいかがでしょうか?

    ◇

トム フォード ジャパン
http://www.tomford.com/

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PROFILE

羽生美香

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後、フリーエディターに。雑誌やWebを中心に、ジュエリー、ファッションや旅をテーマにした記事を執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。料理も得意で、友人を招いての家飲みも頻繁に開催。ストレス解消は旅で、スペインとハワイをこよなく愛する。旬のベクトルは日本の良さの再認識と地方の活性化。

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