スーパーフォーミュラ第3戦 フォトギャラリーで振り返る熱戦とピットウォーク

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全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は27日、宮城県のスポーツランドSUGOで決勝を行い、山本尚貴(無限/ホンダ)が68周・1時間26分22秒912で優勝した。
思い切った作戦だった。16周目、後方を走っていた2台のマシンが馬の背コーナーで接触してコースアウト。これをみて「セーフティーカー(SC)が導入される」と判断したチーム無限は、5位を走っていた山本をピットに呼び戻し、ソフトからミディアムタイヤに交換してコースに送り出す。チームの予想した通りSCが導入され、SCが退くと山本はタイヤを交換したチームの中ではトップに躍り出た。
この時点で先頭を走っていたのは、ポールポジションからレースをリードしていた野尻智紀(ダンディライアン/ホンダ)を序盤に攻略した小林可夢偉(KCMG/トヨタ)。ピット義務を消化していない小林は、ピットインで失う40秒余りの差を山本につけるべく猛プッシュ。しかし30秒をリードしたところでピットインした小林はピットアウト後、山本の前に出ることはかなわなかった。
全車がピット義務を消化するとトップには山本が浮上、68周を走って開幕戦に続く今季2勝目を飾った。第2戦の決勝が中止となったため、山本は開幕から連勝。選手権を大きくリードすることとなった。
2位には5周目という早い段階でミディアムからソフトタイヤに交換したニック・キャシディ(コンドー/トヨタ)が入り、3位に中嶋一貴(トムス/トヨタ)が続いた。
このレースと次戦にスポット参戦する注目の18歳、ダニエル・ティクトゥム(無限/ホンダ)は、予選9位からスタートで6位にジャンプアップするなど、非凡な才能を見せたが残念ながら接触によりリタイアとなった。
次戦(第4戦)は静岡県の富士スピードウェイに舞台を移し、7月8日に決勝が行われる。
(文・大西良徳、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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