スーパーGT第8戦 写真で振り返る白熱のチャンピオン争い

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自動車レースのスーパーGT第8戦が11月10―11日に栃木県のツインリンクもてぎで行われた。GT500クラスのドライバー部門でランキング首位と2位が同ポイントというかつてない状況で迎えた注目の最終戦は予選日2万1千人、決勝日も3万7千人といずれも前年を上回る観客が来場し、白熱のチャンピオン争いを見守った。

10日の公式予選ではGT500クラスで上位6台がコースレコードを更新する激しいタイムアタック合戦が展開され、#8ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)が前戦オートポリスに続いてシーズン三度めのポールポジションを獲得。GT300クラスもコースレコードを更新した#88マネパランボルギーニGT3(平峰一貴/マルコ・マペッリ組)がポールポジションを獲得した。

11日の決勝はスタートからトップを快走した#8野尻/伊沢組に予選4位から追い上げてきた#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)がレース終盤に急接近、一時はコンマ数秒差にまで迫ったが、最後は野尻が石浦を1.806秒差まで突き放して第3戦鈴鹿以来の今季2勝めを獲得した。その後方ではランキングトップの#100RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)にランキング2位の#1KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)が追いつき、こちらもテール・トゥ・ノーズの直接対決となったが、元F1チャンピオンのバトンが平川の猛追を退けて3位入賞。これにより2018年のドライバー部門のチャンピオンは山本/バトン組のものに。チーム部門でも二人の所属するチーム国光がチャンピオンとなった。これにより山本はスーパーフォーミュラに続いて二冠を達成した。

GT300クラスは予選2位からスタートした#65LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組)がタイヤ無交換作戦を敢行し、今季初優勝。ポールポジションの平峰/マペッリ組は度重なるタイヤトラブルのため27位でレースを終えた。またここまでドライバー、チーム両部門でランキングトップだった#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)が9位に終わったため、黒澤/蒲生組が通算獲得ポイントで逆転し、ドライバー、チーム両部門でチャンピオンを獲得した。
スーパーGTの2019シーズンは来年4月13、14両日に岡山国際サーキットで開幕する予定。また、ドイツツーリングカー選手権(DTM)との交流戦も開催に向けて着々と準備が進められている。

(文・末廣和久、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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