尾上右近(歌舞伎俳優)×山田和樹(指揮者) 見逃せない異色の競演

  • <PR特集>
  • 2015年8月7日

左から歌舞伎俳優・尾上右近さんと指揮者・山田和樹さん。会場となるサントリーホールで

  • 左から歌舞伎俳優・尾上右近さんと指揮者・山田和樹さん。会場となるサントリーホールで

  • 「理屈抜きで面白がっていただけたら」と語る歌舞伎俳優・尾上右近さん

  • 「新しい春の祭典にご期待ください」とうなずく指揮者・山田和樹さん

  • 本番をイメージしながら笑顔を見せる尾上さんと山田さん

 オーケストラの音色で、歌舞伎俳優が舞う――。
 そんな異色の舞台が、9月8日(火)、サントリーホール(東京・赤坂)で上演される。一日限りの “とっておき”の舞台に挑むのは、次代の歌舞伎界を担う存在として期待を集める、尾上右近さん。タクトを振るのは、いまや国内外からオファーが引きも切らない若手実力派、山田和樹さんだ。

――斬新なコラボレーションが注目されています。

山田 絶対に面白い舞台になるという確信があります。「和」と「洋」が時に溶け合い時にぶつかり合う、これまでにない世界をお見せできるはずです。右近さんは、外見や雰囲気こそ柔和ですが、心の奥底に熱いパワーを秘めた人だと思う。本番で“何か”を起こしてくれそうな予感がします。

右近 ありがとうございます。今回、歌舞伎界を代表して参加させていただくことはとても光栄ですし、背筋が伸びる思いがしています。

――披露するのは、名曲「春の祭典」ですね。

山田 オーケストラの中で一人の歌舞伎俳優が舞うという情景をイメージしたとき、直感的に「春の祭典」が思い浮かんだのです。右近さんはこの曲にどんな印象を持っていますか?

右近 普段、歌舞伎の出番前に楽屋でクラシック音楽を聴いて気持ちを落ち着かせることがあるんです。でも「春の祭典」は穏やかな気持ちになる曲では決してない……ですよね(笑)? つかみどころがなく、先の展開も読めない。ただそこがこの曲の魅力でもあるような気がします。

山田 私も学生時代に初めて聴いたときはワケわかんない曲だな、と思いましたよ。冒頭のファゴットから不思議な旋律だし、不協和音や変拍子だらけ。テーマは古代の宗教儀式で、第1部は大地の恩恵に祈りを捧げる「大地の礼賛」、第2部は乙女が踊り狂う「生け贄の儀式」が描かれています。美しさだけでなく、野性的・原始的な力を内包した音楽を日本フィルが多彩な表現力で紡ぎます。

右近 そんな音楽から尾上菊之丞先生がどうインスピレーションを膨らませて振り付けるのか、ぜひ期待していただきたいです。私は立役(男性の役)と女方(女性の役)の踊り分けにも挑みます。

――初めてクラシック音楽や歌舞伎に触れる人には、どのように楽しんでほしいですか?

山田 まず自由に音楽を聴いて、感じて、気に入ったものがあればそこから深く知っていけばいいと思いますよ。「知識があることが素晴らしい」というクラシック界の悪しき風潮は変えたいですね(笑)。

右近 同感です。歌舞伎も、いきなり全ての意味を知ろうとせずに、まずは理屈抜きに「よく分からないけど面白い」で十分。最近ようやく、歌舞伎に対する世の中のハードルが少しずつ下がってきた気がするので、僕らの世代がもっともっと芸を磨いて、次代につなげていかねばと思っています。

――舞台や音楽を、生で鑑賞する魅力とは?

右近 舞台と客席の双方が作り出す空気感、でしょうか。例えば、舞台上で役としての気持ちが動けばそれは客席に絶対伝わるし、お客様からいただく拍手に舞台上の僕らが鳥肌が立つほど感動させられることもあります。同じ空間にいるからこそ共有できる空気感が舞台のだいご味であり、映像では絶対に味わえない面白さだと思います。

山田 その日その場で何が起きるかわからない、というのもライブの魅力ですね。実は今回の会場のサントリーホールは私にとって特別な空間で、本番ではいつも普段以上の力が出せるんです。ホールに染み込んだ偉大な巨匠たちの音色が、力を貸してくれるのかもしれません。この舞台をきっかけに、「歌舞伎っていいな」「オーケストラをもっと聴きたい」と思っていただけたらうれしいです。一度きりの舞台です。ぜひお越しください。

【プロフィル】
おのえ・うこん/1992年生まれ。屋号は音羽屋。曽祖父は六代目尾上菊五郎。名子役とよばれた時代から着実に経験を積み、活躍の場を広げている。8月22日(土)・23日(日)には国立劇場小劇場で初の自主公演「研の會」を開催。

やまだ・かずき/1979年生まれ。第51回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者。スイス・ロマンド管、モンテカルロ・フィル首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督をはじめ、国内外で活躍。

【公演情報】
日本フィル&サントリーホール
とっておきアフタヌーンVol.2 歌舞伎×オーケストラ
9/8 TUE 12:20 OPEN 13:00 START
サントリーホール 大ホール
主催:日本フィルハーモニー交響楽団、サントリーホール
協力:松竹株式会社

◆プログラム
チャイコフスキー
「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ストラヴィンスキー
「春の祭典」(出演:尾上右近、振付:尾上菊之丞)
◆料金
S席8,000円、A席6,000円、B席3,000円(全席指定、税込み)
◆お申し込み・お問い合わせ
サントリーホールチケットセンター
TEL0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB
日本フィル・サービスセンター
TEL03-5378-5911(10:00~17:00、土・日・祝日を除く)
日本フィルeチケット♪
※内容は変更になる場合があります。
※託児サービス(事前申し込み制)があります。詳細はお問い合わせください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

[PR]
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

&Mの最新情報をチェック


&Mの最新情報をチェック

Shopping