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広州からラサへ 雲上をめざす 世界長距離列車・青蔵鉄道編(1)

広州発ラサ行き。中国で最も長い距離を走る列車である。距離は4890キロ。日本人が乗ることができる世界の長距離列車のなかでは、その運行距離は上位に入る。この列車は唐古拉峠の標高5072メートル地点を越える。世界で最も標高の高い地点を走る列車でもある。
インドの過酷な列車旅の次に待っていたのはこの列車だった。1回目は広州から西寧まで。今回から長短2編の動画も掲載します。中国の列車旅を存分に味わってください。

《広州からラサへ。雲上をめざす列車旅。下の「ギャラリー」に沿ってクリックを》

前回の旅「インド・ヴィベクエクスプレス編」は、こちらへ

※取材期間:2016年12月10日~11日
※各国の現在の情勢については、外務省の海外安全ホームページなどでご確認ください
※価格などはすべて取材時のものです。

今回の旅のデータ

中国は長距離列車大国でもある。上海、広州、チチハルなどから新疆ウイグル自治区に向かう列車も、走行距離は4500キロを超えている。しかしそれより、200~300キロ長い路線を走るのが、広州―ラサ線だ。この列車は、西寧からラサまでの青蔵鉄道、1956キロを走る。この区間が全線開通し、営業運転を始めたのが2006年。世界で最も標高の高い地点を走る列車として知られている。

PROFILE

下川裕治

1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「一両列車のゆるり旅」(双葉社)、「週末ちょっとディープなベトナム旅」(朝日新聞出版)、「ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅」(中経の文庫)など。最新刊は、「12万円で世界を歩くリターンズ 【赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編】」 (朝日文庫)。

阿部稔哉(あべ・としや)

1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

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