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雲上の仏界、巡礼でにぎわうラサ 世界長距離列車・青蔵鉄道編(3)

雲上の仏界、巡礼でにぎわうラサ 世界長距離列車・青蔵鉄道編(3)

ラサに到着した。日程を合わせて向かったわけではなかったが、翌日は巡礼日にあたっていた。そしてチベット仏教の総本山、ジョカン寺の御開帳日にあたっていた。ラサが1年のなかで最もにぎわうといわれる日だったのだ。僕らはそれがあたり前のことのように巡礼の列に加わることになる。信仰のエネルギーに圧倒される長い1日。そこで目にしたものは、チベット人の現実と寂しい中国人たちだった。動画も巡礼の世界。ラサで巡礼に加わった気分に浸ってください。

《広州からラサへ。雲上をめざす列車旅。「旅のフォト物語」に沿ってクリックを》

前回の旅「“星空列車バー“でのぜいたくな時間 世界長距離列車・青蔵鉄道編(2)」は、こちらへ

※取材期間:2016年12月11日~12日
※各国の現在の情勢については、外務省の海外安全ホームページなどでご確認ください
※価格などはすべて取材時のものです

長編動画(再生時間:約36分)


【動画】動画カメラをとりつけたのは阿部カメラマンの額。実際に巡礼にまわる視線で、ラサをゆっくりと進んでください。チベット人の心を想像しながら。

短編動画


【動画】30秒ほどの動画からも伝わってくるチベット仏教のエネルギー。ろうそくを燃やす油はなに? ごった返す寺は? ギャラリーの5番目と10番目の写真で=撮影・阿部稔哉

今回の旅のデータ

ラサはチベット自治区の中心。ポタラ宮の周りに広がる街は、チベット仏教の巡礼地として人気が高い。12月のこの時期、農作業が一段落したチベットの人々が、巡礼のためにこの街に集まってくる。夏は漢民族が多いが、冬場はチベット人の色合いが濃くなる。雲上の仏界の空気を味わうには、冬のほうがいいという人は多い。

PROFILE

下川裕治

1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「一両列車のゆるり旅」(双葉社)、「週末ちょっとディープなベトナム旅」(朝日新聞出版)、「ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅」(中経の文庫)など。最新刊は、「12万円で世界を歩くリターンズ 【赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編】」 (朝日文庫)。

阿部稔哉(あべ・としや)

1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

“星空列車バー”でのぜいたくな時間 世界長距離列車・青蔵鉄道編(2)

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雲上のチベットから上海の租界へ 世界長距離列車・青蔵鉄道編(4)

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