楽しいひとり温泉

温泉+密林 タイで見つけた温泉楽園 ワリーラック温泉リトリート

温泉+密林 タイで見つけた温泉楽園 ワリーラック温泉リトリート

ワリ―ラック温泉リトリートの敷地内にあるゲスト専用温泉

大型連休や夏休みなど、次の休暇はどこへ行こうかと心躍る季節になりました。ひとり温泉で心も体もほぐして癒やして、生命力をブラッシュアップできるような温泉リトリートを見つけました。タイのバンコクへ飛び、そのまま国内線に乗り換えてクラビ空港へ。宿の送迎車に乗ってチェックインすると、日常から一気に温泉楽園へ突入できます。

ワリーラック温泉は、タイのプーケットに近いクラビ県の国立公園に隣接する農園地帯に湧く温泉で、冷泉から45度の源泉まで豊かな湯量の温泉を組み合わせてかけ流しで利用しています。泉質は、カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。肌を癒やして保湿し、しっとりすべすべに整えてくれる美肌温泉です。

温泉+密林 タイで見つけた温泉楽園 ワリーラック温泉リトリート

花咲く庭にヴィラスタイルの宿泊棟が点在

ヴィラスタイルの部屋はエコフレンドリー。自然の音や風を感じられる竹コテージ、リゾートホテルの雰囲気が感じられるヴィラデラックス、タイの家に暮らすような気分になれるヴィラスイートがあります。ドライヤーやWi-Fiはどこも完備。ナチュラルハーブ由来の虫よけスプレーまでそろっていました。

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ロビーでいただくレモングラスジュースが長旅の疲れを癒やす

ウェルカムはオリジナルのレモングラスと柑橘(かんきつ)のドリンク。気温30度を超える熱帯へ一気にやってきた体にぴったりな爽やかな酸味と甘み。ビタミンやミネラルを補給し、体内浄化をサポートしてくれるようです。

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ヴィラスイートの部屋。バスタブとシャワーも完備

部屋の中に蚊は入ってこなかったけど、蚊帳を下ろしてみたら、霞(かすみ)につつまれているような安心感があって、ぐっすりと眠れました。

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スパトリートメントで使うタイの天然食材

温泉で受けるリトリートプログラム。「タイ料理にも使われるこのような食材を使って行います」。大きなショウガやコブミカン、レモングラスなどの実物を見せてくれます。シャワーを浴びて、足浴をしたら、いざ、温泉へ。

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温泉マッサージや温泉ヨガは、なかなかない体験

湯船で少し温まったら、温泉ヨガ。湯船の縁に腰かけて足だけ温泉につかり、先生の動きに合わせてポーズをとってストレッチ。体が温まってきたところで、マッサージです。先ほどのタイの食材を細かく刻み布にくるんで作る「ハーブボール」を押しあてたり、指でツボを押したりもみほぐしたり、リンパの流れを整えたりする心地よい手技。日本の日常でのコリや疲れが南国の密林に放出されていくようです。

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温泉は熱め、中間、ぬる湯と温度の異なる湯船がある

野趣あふれる南国の密林の中に露天風呂が点在しています。湯船の縁に小さな印があり、赤は42~43度の熱めの湯船、オレンジは40度程度の湯、青は36~37度でずーっと入っていたくなる至福のぬる湯と、温度の違う温泉をホッピングできて、まさに温泉楽園。

男女ともに部屋に用意されている湯あみ着で入るのですが、これがさらっと着心地良くて、すぐに乾くし、可愛い。女性はタイバティック布で作られらたリゾートドレスのようなデザイン、男性はエキゾチックなタイ式のパンツスタイルです。

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宿の有機栽培農園の野菜や果物たっぷりの食事

タイ南部の伝統的な食事は、そのうまみやおいしさはそのままに、海外からのゲストにも食べやすいように辛さはマイルド。宿が所有する有機栽培農園で作られた野菜は、フレッシュで味が濃くて絶品。豊かな海もあるクラビ県ならではのシーフードも美味。カニとスパイスで作られたディップソースは、これまでに食べたことがないうまみ。おいしすぎて器ごと抱えて食べたいほどでした。

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海外ゲストも楽しめる辛さで提供されるタイ料理

「今日は特別にいいカニが入ったので」と、伝統料理であるカニのカレー炒めが登場。澄んだトムヤムスープはショウガが効いていて爽やか。

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深い眠りに誘われる、ナイトスパプログラム

夜に部屋で受ける「快眠のためのナイトスパ」。庭のお花を散らした足湯につかり、コブミカンのスライスで足の古い角質を落としてすべすべ、つるつるに。そして、ベッドに横たわって、ゆったりとした足のマッサージ。シンギングボウルの響きを聞いているうちに、すーっと眠りに誘われて、気が付いた時には、セラピストさんも道具も跡形もなく消えていました。

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密林の野鳥の声を聴きながら味わう朝食

朝食は温かい豆乳や、シーフードのおかゆ、有機栽培農園の野菜や果物もたっぷり。卵はオムレツや目玉焼きなど好きな調理をしてくれます。密林に響く鳥の声を聞きながら、ゆっくりと体が目覚めていきます。

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宿の対岸にある天然の滝温泉は冒険心をくすぐる

ひとりで温泉リゾートに滞在すると寂しくないかしら、とか、暇すぎて時間を持て余しそう、などと、ご心配には及びません。リゾートのアクティビティープログラムを利用すれば、安心して参加できる冒険が待っています。

川の対岸には天然の滝温泉があります。川の上流から流れてくる温泉と、さらに川底からこんこんと自噴する温泉がミックスして絶妙の温度の天然野天温泉になっているのです。タイはヨーロッパからのゲストも多くて、なんだか世界中の人が集まって和気あいあい。勇気を出して、滝を下ってひんやりした川へどぼん。

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近隣の名所「エメラルドプール」は感動的

さらに、車で20分ほど進んだ国立公園内には、エメラルドプールと呼ばれる天然の泉があります。ゲートを入って、密林の遊歩道を1キロほど歩くと突然視界が広がり夢のようなエメラルドグリーンの泉。この水は、さらに1.5キロ上流にある高温の泉・ブループールから流れてきています。

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宿に戻ってタイ古式マッサージ

冒険から帰ってきたら、タイ古式マッサージ。リズミカルなツボ押し、こわばった筋肉をほぐして体のしなやかさがよみがえり、全身ぽかぽかに。遊び尽くして癒やされ尽くして温泉ざんまいのリトリートは、長年蓄積した疲れを一掃してくれるような濃密さ。2泊や3泊のスパ付きパッケージだとお手軽です。

■「楽しいひとり温泉」ポイント
1.40度前後の超気持ちいい温泉
2.密林に湧く神秘の天然野天湯
3.タイマッサージで癒やしの神髄を知る

ワリ―ラック ホットスプリングスパ(Wareerak Hot Spring Spa)
https://www.wareerak.co.th/
タイ・クラビ空港から送迎サービスあり(車で45分)

PROFILE

石井宏子

温泉ビューティー研究家・トラベルジャーナリスト。日本・世界の温泉や大自然を旅して写真撮影・執筆をする旅行作家。テレビにも出演。温泉・自然・食で美しくなる旅を研究する。海外ブランドのマーケティング・広報の経験から温泉地の企画や研修もサポート。日本温泉気候物理医学会会員、日本温泉科学会会員、日本旅のペンクラブ会員、気候療法士(ドイツ)、温泉入浴指導員。著書「癒されてきれいになる おひとりさま温泉」(朝日新聞出版)「地球のチカラをチャージ! 海温泉 山温泉 花温泉 76」(マガジンハウス)ほか。新著「感動の温泉宿100」(文春新書)が10月に発売された。

温泉+忘我 秘境に湧く温泉の一夜 秋田県「夏瀬温泉 都わすれ」

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