渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定PR

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

ビルの開業に合わせて高さ230メートルの展望施設「渋谷スカイ」がオープン(提供=渋谷駅街区共同ビル事業者)

渋谷は今、東京で最も劇的に変わりつつある。開発が進むなかでも注目されているのは、今年の11月に開業するエリア最大規模となる複合施設「渋谷スクランブルスクエア」だ。東急電鉄、JR東日本、東京メトロの鉄道3社の共同事業による新しいタイプの駅ビルで、高さ230メートルの屋上には、日本最大級の展望施設もオープンする。

 

今までにない展望体験を演出

渋谷の新しいランドマークとなる渋谷スクランブルスクエアは、3社の駅の真上に建設される3棟のビル。最も大きい東棟が、残り2棟(2027年度に完成予定)に先駆けてオープンする。地上47階・地下7階で、延べ床面積は約18万1000平方メートル。地下2階から14階まで商業施設、17階から45階はオフィスが入居する。

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

渋谷スクランブルスクエア(中央)は高さ230メートル。この日は雨で屋上がかすんでいた。左手前の建設中のビルは渋谷フクラス、右が渋谷ストリーム

45階から屋上までを利用した展望施設「渋谷スカイ」は、屋上部で約2500平方メートルの広さを誇り、360度を一望できるパノラマビューを実現した。東京の夜景や富士山のほか、眼下には駅前のスクランブル交差点を望む。入場料は大人2000円の予定。
展望空間の演出には、世界的に注目を集めるクリエーティブ集団・ライゾマティクスを起用。デジタルテクノロジーを用いて、渋谷上空でしか見ることができない眺望体験と空間演出によって想像力を刺激し、既存の展望施設の概念を超える新しい体験を提供することが狙いだ。

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

屋上から眺めたスクランブル交差点(提供=渋谷スクランブルスクエア)

15階には産業交流施設「渋谷キューズ」を開設する。社会価値につながるアイデアや新規事業を生み出す会員制の施設として、産学連携によるプログラムなどを実施。会員募集は7月から開始する。
商業施設は「ASOVIVA(アソビバ)」がコンセプト。フード、ファッション、雑貨、カフェ、レストランなどが店舗を構え、3カ所にイベントスペースが設けられる。

 

「東急プラザ渋谷」が12月に復活

渋谷駅の西側でも、新たな動きが進んでいる。2015年に閉館した旧・東急プラザ渋谷の跡地周辺では、東急不動産らが建設を進める再開発ビル「渋谷フクラス」の商業施設ゾーンに、新しい「東急プラザ渋谷」が今年12月に開業することが決まった。
東急プラザ渋谷は、同ビル2~8階と、屋上広場のある17・18階を占める。伊勢丹新宿本店など数々の店舗を手がけた森田恭通さんを商環境デザイナーに起用。「都会派の感度が成熟した大人たち」をターゲットにして、本物や本質の良さを大切にするライフスタイルを提案する。

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

新しく生まれ変わる東急プラザ渋谷のエントランス(提供=東急不動産)

渋谷フクラスの1階には、バスターミナルや観光案内施設を併設。2階の一部には、旧・東急プラザの外壁に使用していた石を再利用する。

駅周辺のアクセスも大幅に向上

東急グループは4月10日、「渋谷ヒカリエ」や昨年に開業した「渋谷ストリーム」など8つの渋谷再開発プロジェクトに関する説明会を開き、関連施設の開業を発表した。立体的な歩行者動線「アーバン・コア」の整備も進め、駅周辺の回遊性も向上させるという。
渋谷スクランブルスクエアのオフィスフロアには、サイバーエージェントやミクシィなどIT企業を中心に9社、渋谷フクラスにはGMOインターネットグループの入居が決定。関連の再開発で2万人単位の新規就業が見込まれており、経済効果などが期待されている。

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

東急グループは渋谷駅周辺で8つの再開発プロジェクトを進行中(写真提供=東京急行電鉄株式会社)

発表会では、区や商店会など関係者によるトークセッションも行われた。渋谷フクラスの観光案内施設の総合プロデューサーを務める伏谷博之さんは「渋谷の街は壮大な社会実験でもあり、みなさんが面白いことをやりたいと言っている。新しいグローバルシティーの先駆けをつくっていただけたら楽しみ」と話していた。

また、駅南西の「渋谷駅桜丘口地区」で進む再開発の状況についても報告。今年1月から建物59棟の解体が始まっており、5月から新築工事が始まる予定。これまでは国道で駅と分断されていたが、歩行者デッキの整備などでアクセスが良くなるという。

渋谷の超高層駅ビル「渋谷スクランブルスクエア」が11月に開業決定

渋谷駅桜丘口地区の再開発では、映画「Shall we ダンス?」のモデルになったダンス教室のあったビルなどの解体が進められている

天領として栄えた飛驒高山、町歩きで訪れたい老舗4軒

一覧へ戻る

大型連休の高速渋滞は「分散型」! 渋滞予測のプロに聞く回避のポイントとは?

RECOMMENDおすすめの記事