あの街の素顔

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

日本一高い建物は高さ634メートルの東京スカイツリーです。では、現在世界で一番高い建物をご存知でしょうか。

それはアラブ首長国連邦のドバイにある高さ828メートルのブルジュ・ハリファです。その世界一高い建物を目指して、エストニアに住む私たち家族は、3月にドバイに向かいました。

ブルジュ・ハリファにはジョルジオ・アルマーニのデザインしたアルマーニ・ホテル・ドバイや、19階から108階には900戸の住宅があり、43、76、123階部分には居住者向けスイミングプール、ジャグジー、フィットネス施設、多目的ルームなども備えています。122階にはドバイを一望できてしまう息を飲む眺めのエレガントでロマンチックなレストランなどが入っています。

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

そびえ立つブルジュ・ハリファ。周囲のビルも高いので錯覚しますが……828メートルあります

私たち家族は、事前に情報をチェックし、125階にある高さ456メートルの展望台「At the Top,Burj Khalifa」のチケットカウンターに行きました。しかし、なんとチケットは来週まで売り切れと言われてしまいました。大人気のチケットはオンライン予約ができるほか、団体ツアーでも発売されている様子でした。いろいろな国に旅行に行っては高いタワーに登ることを最優先にしている夫はがっかり。せっかくここまで来たのに……と家族で肩を落としていると、カウンターの方が「585メートルのラウンジであれば入れます」と教えてくれました。

「???」

調べてみると、585メートルのラウンジは2019年2月18日にオープンしたばかりの、「世界で最も高いところにある」をうたう「The Lounge Burj Khalifa」だとわかりました。1人600ディルハム(約1万8000円)と値段も高め!! しかし、ブルジュ・ハリファのふもとまで来て、引き返すわけには行きません。意を決して行ってみることにしました!

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

世界一高い場所にあるラウンジの入場券。ここでVIPシールも渡されました

チケットを購入した後、指定された入場時間までの間に、「VIPシール」を身につけるように言われました。夫、私、1歳半の息子それぞれにシールをいただき、待ち時間にも特別な気分になれます。時間になると、私たちを含め約10名が専用入口に誘導され、秘密の通路といった雰囲気の場所を通り抜け、エレベーターへ乗り込みます。緊張の中、およそ2分かけて一気に123階まで上がり、そこでエレベーターを乗り換えて154階へ。

扉が開くとコンシェルジュたちが出迎えてくれます。施設の説明を受けてウェルカムドリンクを受けとり、光の差し込む展望ラウンジに通されます。気持ちの高揚を抑えられないのか、居合わせた人たちはみな足早に窓辺へ向かい、思うままに景色を眺めたり、写真を撮ったり、コーヒーや紅茶を注文してリラックスしたり。

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

地上からは見上げていた高層ビルは見下ろすかたちとなり、海岸線、港なども見えました。数多くの建設中の高層ビルの最上部では重機がせっせと仕事をしています。クレーンやショベルカーなどに興味を抱きはじめた息子も始終大興奮。人工島を世界地図のように配置した「ザ・ワールド」も見られ、これにはとても感動! 親子ともに大満足でした。

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

見下ろしているのも超高層ビル

エレベーターを降りる154階から、ティーラウンジのある152階までは半螺旋(らせん)階段でつながっており、152階でティーラウンジと屋外テラスを出入りします。ティーラウンジでは自由に軽食と飲み物を楽しむことができます。高級感あふれる一口サイズの軽食には大粒のデーツ、サンドイッチ、お野菜のラタトゥイユタルト、ゴマのシュークリーム、ホワイトチョコレートチーズケーキ、金箔(きんぱく)を載せたベイクドチーズケーキ、アラビックスイーツなどが並び、ベジタリアン志向の方々もカジュアルにアフタヌーンティーを楽しむことができるメニューになっていることに気がつきました。

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

屋外テラスは強風のため二重ドアになっていて、身につけているものが飛ばされないようにドアマンから忠告を受けます。また、屋外部分には風よけ板が設置してありました。

今回私たちが体験した585メートルの体験ツアー「Tea in the clouds」は、12時30分から14時30分までの回と、15時から17時までの回があり、600ディルハムでした。ほかにも、「Bubbly sundowner」は17時30分から19時まで、地平線に沈む夕日とピンク色に染まるロマンチックな夕空を楽しむことができます。ドリンクやカナッペライブエンターテインメントもあり、料金は649ディルハムからです。

「Cocktails under the stars」は19時30分から21時の回と21時30分から23時までの2回、日没後のラウンジを体験できます。こちらも飲み物や軽食、屋外テラスツアーも含まれ、ライブの音楽とともに美しいドバイの夜景を楽しむことができます。600ディルハムからです。(イラスト・あんじミサ)

高さ585メートル「世界一高い場所」のラウンジ体験!  ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

濃い霧の出た日に、宿泊したホテルから見たブルジュ・ハリファ。なんとも幻想的な光景です

ブルジュ・ハリファ(英語サイト)
https://www.burjkhalifa.ae/en/

PROFILE

「あの街の素顔」ライター陣

こだまゆき、江藤詩文、太田瑞穂、小川フミオ、塩谷陽子、鈴木博美、干川美奈子、山田静、カスプシュイック綾香、カルーシオン真梨亜、シュピッツナーゲル典子、コヤナギユウ、池田陽子、熊山准、藤原かすみ、矢口あやは、五月女菜穂、遠藤成、宮本さやか、小野アムスデン道子、石原有起、高松平蔵、松田朝子、宮﨑健二、井川洋一、草深早希

カルーシオン真梨亜(ライター)

1985年千葉県生まれ。幼少の頃見ていた海外のホームドラマにあこがれ、バイリンガルな女性になりたい!海外暮らしをしたい!と夢見て単身オーストラリアの大学へ留学。卒業後、英語講師、空港国際線ターミナルでの案内業務を経験。2015年、エストニア人の夫と結婚してタリン在住。好奇心旺盛で、お祭りやイベントが大好き。

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