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旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

&Travel編集部が、旅先を選ぶ参考になる情報をお届けする「旅のヒントに」。今回は、今年日本との国交樹立100年を迎えたポーランドのカルチャーがわかるイベントをお知らせします。

(トップ写真は夕暮れ時のポーランド・ワルシャワ©MikeMareen/Getty Images)

日本でも人気のある作曲家ショパンをはじめ、科学の世界ではコペルニクス、マリー・キュリー、児童文学のコルチャック先生など、偉人を生み出してきたポーランド。世界屈指のピアニストの登竜門「ショパン国際ピアノコンクール」は5年に1度、首都ワルシャワで開催されています。歴史的建造物が多く残るクラクフは東欧有数の美しい観光都市として有名です。

旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

古都クラクフの美しい街並み©ewg3D/Getty Images

ショパンと農民音楽、つながりを聴く

①北とぴあポーランド&ショパン祭

6月9日まで、東京都北区の「北とぴあ」で。

旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ

まずは、東京都北区の複合文化施設「北とぴあ」で6月9日まで開かれている「北とぴあポーランド&ショパン祭」から。音楽から食まで幅広く体験できますが、目玉は、9日にあるポーランド伝統音楽のアンサンブル「ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ」の演奏会です。実はこのアンサンブル、ピアノの詩人ショパンと、浅からぬつながりがあるのです。

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ショパンの肖像写真©Photos.com/Getty Images

それは「マズルカ」。ショパンは民族音楽マズルカを愛し、50曲あまりの芸術作品として残しました。「ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ」は、そのショパンも耳にしたであろう、農民に伝わる力強くて生命力にあふれる「農村マズルカ」の復興、普及を続けているのです。初来日の彼らは、ポーランドのフォーク・ミュージック界では、後進に大きな影響を与えている存在でもあります。

ショパン国際ピアノコンクールで入賞経験のあるピアニスト高橋多佳子さんをナビゲーター兼ゲストに迎え、クラシックと民族音楽の熱い共演が期待できそうです。

コンサートチケット購入者は、同じ会場で開かれているカフェやマルシェにも参加できます。詳細はこちらから。
ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャは、名古屋市、島根県安来市、神戸市でも演奏します。詳細はこちらから。

旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

マルシェでは陶磁器の町ボレスワヴィエツを代表する老舗ブランド「ツェラミカ・アルティスティチナ」の陶器も販売します

公式サイト:北とぴあポーランド&ショパン祭
https://kitabunka.or.jp/event/2319/

映画大国ポーランドから、今月2作品が全国公開!

ポーランドは、映画大国としても知られます。故アンジェイ・ワイダ、ロマン・ポランスキー、イエジー・スコリモフスキといった巨匠に続き、近年では、『イーダ』のパヴェウ・パヴリコフスキ、『ゆれる人魚』のアグニェシュカ・スモチンスカといった実力派の監督が輩出しています。6月は注目の2作品が全国公開されます。

②『メモリーズ・オブ・サマー』

YEBISU GARDEN CINEMA、UPLINK吉祥寺にて公開中、ほか全国順次ロードショー。

1970年代末のポーランドの小さな田舎町。少年期特有の微妙な心の揺れを描いた、美しくもほのかな苦さを感じさせる映画です。

旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

© 2016 Opus Film, Telewizja Polska S.A., Instytucja Filmowa SILESIA FILM, EC1 Łódź -Miasto Kultury w Łodzi

公式サイト:『メモリーズ・オブ・サマー』
http://memories-of-summer-movie.jp/

③『COLD WAR あの歌、2つの心』

6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。

ポーランドを代表する、パヴェウ・パヴリコフスキ監督最新作。昨年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞し、本年度アカデミー賞で監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3部門にノミネートされたモノクロ映画。冷戦期の社会情勢にほんろうされる歌手をめざす女性ズーラと、ピアニストの男性ヴィクトルの恋物語です。

旅のヒントに ポーランドのカルチャーがわかる催し5選

配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式サイト:『COLD WAR あの歌、2つの心』
https://coldwar-movie.jp/

ポスター展や現代美術展で新たな発見を!

④日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランド・ポスター展

神奈川県立近代美術館 葉山で6月23日(日)まで。

ポーランドのポスターが、20世紀のデザイン史で重要な意味を持っていることをご存じでしょうか? この展覧会では、「ポーランド派」と呼ばれるデザイナーの作品など14作家(1デザインチームを含む)176点を一挙に紹介しています。1975年と1980年にも同様の展覧会を開催し、ポーランド政府から290点のポスターを寄贈されたこの美術館ならではの企画です。

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ヘンリク・トマシェフスキ《ヘンリー・ムーア作品展覧会》1959年  神奈川県立近代美術館蔵 ©市瀬真以

公式サイト:日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランド・ポスター展
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2019_polishposters

⑤ポーランド芸術祭2019 in Japan 「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展」

6月23日(日)まで、京都芸術センターロームシアター京都ザ ターミナル キョウトで。
※京都芸術センター、ロームシアター会場は6月12日休業、ザ ターミナル キョウトは無休

現代美術の展覧会「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-」が京都市内の3カ所で開催中です。日本とポーランドの若手や中堅21組の作品をとりあげ、共通の美質や批判精神に目を向けることで、背後にある現代社会の姿をも読み取ろうという企画です。

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ピョトル・ブヤク《L.O.V.E.L.E.T.T.E.R.S.》撮影:来田猛(ザ ターミナル キョウト会場)

公式サイト:ポーランド芸術祭2019 in Japan 「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展」
http://www.kac.or.jp/events/25636/

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