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おさえておきたいドバイの人気観光スポット

おさえておきたいドバイの人気観光スポット

2018年1月にオープンしたドバイの新しいランドマーク「ドバイフレーム」

(「朝ヨガ、アフタヌーンティー、スパ……。ドバイで優雅なホテルステイを」から続く)

砂漠や市場で昔ながらのアラブの文化に触れたり、5つ星ホテルの極上のおもてなしを体験したりと、ドバイの旅を満喫した筆者。
しかし、これだけでは終わらないのがドバイのすごいところ。世界一の高さを誇るビルや、絶好の“インスタ映え”スポットなど、ドバイの観光地は進化し続けているのです。
見たい、知りたい、食べたい、撮りたい、買いたい、楽しみたい……。
そんな欲張りな女子たちの願望をかなえてくれるのが、ドバイという場所。よりすぐりの観光スポットをご紹介します。

街中でひときわ目立つ、ドバイの新ランドマーク

観光を主要な産業の一つにしているドバイは、とにかく「世界一」へのこだわりが強い。
街を散策していると、高さ828メートルの世界一の高層建築物「ブルジュ・ハリファ(※)」や、高さ150メートルまで吹き上がる世界最大の噴水「ドバイ・ファウンテン」などがあり、そのスケールの大きさに圧倒されました。
※「バージュ・カリファ」と呼ばれる場合もある

車で移動中に窓の外の景色を眺めていると、ゴールドの四角い大きな建物を発見!
こちらは、「額縁の形をした世界最大の建造物」として2019年5月にギネスに認定された「Dubai Frame(ドバイフレーム)」という観光施設。広大な敷地で有名な公園「サビール・パーク」内にあり、高さ150メートル・幅93メートルと超巨大な建物なんです。

縦枠にあたるエレベーターで上まであがると上部は展望台になっており、デイラの旧市街地や高層ビル群、海や砂漠など、ドバイの街並みを360度眺めることができました。展望台の床はクリスタル製のガラスで、踏むと透明になり、下を見るとあまりの高さに足がすくんでしまいました。

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展望台では、まるで空中を歩いているような体験ができる

また、ドバイフレームには展望台だけでなく、ドバイの過去と未来を知ることができるウォークスルー型の展示もありました。
スタートは中2階から。質素な漁村から高層ビルがひしめく近代的な都市へと発展していく様子を、3Dプロジェクターや特殊音響効果を駆使した空間で疑似体験することができるのです。ドバイの未来を映し出すバーチャルリアリティーエリアでは、車が空を飛んでいたり、AIが家事をこなしていたり、火星への移住計画が進められていたり……と、ドラえもんかSF映画でしか見たことのないような光景が。「本気なの?」と疑いつつも、スケールの大きいことを成し遂げているドバイなら、やってのけそうな気がします。

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイが建国されたのは、1971年。すさまじい勢いで進化を続けるドバイの5年後、10年後に期待が高まります!

写真映えするフォトスポットが目白押し「ラ・メール」

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複合施設「ラ・メール」には、カラフルなグラフィックアートが至るところに描かれている

2キロメートル以上のビーチを二つの人工島で囲んだ「La Mer(ラ・メール)」は、海水浴はもちろん、レストランやショップ、映画館など、さまざまな楽しみ方ができる複合施設です。海岸にあるベンチやサーフボード、シャワールームなどのデザインは、サーフ感のあるもので統一され、解放的なムードがただよいます。

「ラ・メール」のビーチでは、スタンドアップパドルボード(SUP)やカヌーなど、さまざまなアクティビティーを楽しめる

「ラ・メール」のビーチでは、スタンドアップパドルボード(SUP)やカヌーなど、さまざまなアクティビティーを楽しめる

また、敷地内には至るところにグラフィックアートが描かれており、“インスタ映え”を狙って家族や友達と写真を撮り合いっこしている人たちがちらほらいました。
「ラ・メール」には、あらゆる場所にアートが潜んでおり、カメラが得意な人はもちろん、不得意な筆者も、宝探しをしているような気分で楽しめました。

雑貨、ファッションアイテム、オーガニックフード……。注目のコンセプトストア

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インテリア雑貨やテーブルウェア、ファッションアイテムなど、創設者2人の目利きのセンスが光る店内

ダイナミックなドバイの観光地を堪能した後は、インテリア雑貨やテーブルウェアなどのアイテムがそろうコンセプトストア「Comptoir 102(コントワール 102)」へ。

2人のパリジャンが設立したこちらは、本場さながらのエスプリを感じさせる雰囲気。陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」の器など、フランス・パリ発のブランドを中心に、世界各国から集めた感度の高いアイテムが並んでいました。

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ランチセットは前菜&メイン&デザートの3品

こちらにはカフェが併設されており、メニューはローフードやヴィーガン、グルテンフリー、乳製品フリー、シュガーフリーにも対応。野菜やフルーツ、キヌアなどの健康志向の食材を使ったメニューが充実しており、どれをチョイスするか迷ってしまうほど。

カラフルな雑貨やフードで五感を刺激してもらい、心もおなかも大満足。ついついお財布のヒモが緩んでしまいました。

かわいいパッケージにうっとり。メイド・イン・ドバイのチョコレート

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2017年のインターナショナル・チョコレート・アワードで銀賞に輝いたというチョコレート。62%のダークチョコレートにデーツとフェンネルを合わせており、ハーブの風味が効いていて中東ならではの味わい

倉庫街だった場所をリニューアルし、アートギャラリーやカフェなどが集まるおしゃれなカルチャースポットとなったアルサーカルアベニュー。その一帯にあるスタイリッシュな外観が目を引くチョコレートショップ「Mirzam(ミルザム)」を訪れました。

ミルザムは、中東で唯一の「Bean to Bar(ビーン トゥ バー)」のチョコレートショップでカフェも併設されており、製造工程を見学することもできるのです。

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工房はガラス越しに見学することができ、店内中にチョコレートの甘やかな香りが広がる

ドバイ発のチョコレートショップだけあって、フェンネルやサフランなど、スパイスを使用した珍しいチョコレートもあり、「どんな味なの?」という不安を解消すべく、すべて店頭で試食できるようになっていました。

また、国内外のデザイナーとコラボレーションしてデザインされているというパッケージがどれもかわいいのです!

試食をしつつパッケージを見比べながら、自分用はもちろん、家族や友達の顔を思い浮かべてお土産を考える時間は本当に楽しく、筆者は必要以上に試食してしまいました。

野生のフラミンゴが自由に過ごす野生生物保護区

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フラミンゴのほか、シロチドリやミサゴなどの野鳥が生息しているという

乾燥地帯のドバイですが、「Ras Al Khor(ラス・アル・ホール)野生生物保護区」という湿地もありました。中心地から車で15分ほどの場所にあり、にぎやかな都市部とはうって変わって、静けさが広がる大自然を体感できます。

こちらは、UAEで初めて「ラムサール条約」に登録された国際的に重要な湿地だそう。今後は、案内所を設置したり、世界的に有名な野生生物保護区団体と連携したりと、多くの進行中のプロジェクトがあるので、要チェックです。

ショッピング、ディナー、ショー……。「ドバイ・モール」にはお楽しみがいっぱい!

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世界一の高さを誇るタワー「ブルジュ・ハリファ」の眺め

世界最大のショッピングモール「ドバイ・モール」。ここには、スーパーマーケットからハイブランドまで1300軒以上ものショップのほか、水族館やスケートリンクなどがあり、エンターテインメントやレジャーも楽しめるようになっています。

「ドバイならではのお土産を見つけたい!」と思い、広大な敷地内を散策。立ち寄ったのは、ドバイの定番おやつ、デーツの高級店「Bateel(バティール)」や、アラビックスイーツブランド「VIVEL(ヴィヴェル)」など。どちらも試食ができるので、ついつい長居してしまいました。

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「バティール」では、肉厚のデーツにナッツやフルーツを挟んだものなど、いろんなバリエーションが。まるごと一粒試食できるので、安心して購入することができる

ほかにも、レバノン発でドバイの定番土産として人気のチョコレートブランド「Patchi(パッチ)」や、ラクダのミルクで作られるチョコレートで有名な「Al Nassma(アル・ナスマ)」など、スイーツ類が充実しており、会社に家族に友達に、もちろん自分へのお土産もゲットできて、にんまり上機嫌に。

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おいしいレバノン料理を数人でシェア

お買い物に大満足した後は、中東ならではの料理をいただける「abd el wahab(アブデル・ワハブ)」でディナーを。ここではフムス(ひよこ豆のペースト)のほか、チキンやエビのグリルなどを堪能。
テラス席でワイワイ食事を楽しんでいると、とっておきのイベントが……。

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そびえ立つブルジュ・ハリファと、イルミネーションと音楽が融合した噴水ショーの眺め

ドバイ・モールとブルジュ・ハリファのすぐ近くにある人工池で噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」がはじまりました! この噴水ショーを鑑賞すべく、周辺のレストランの人工池に近い席は、毎日予約でいっぱいなんだそう。ドバイ・ファウンテンは、世界三大噴水ショーとしても有名で、噴水全体の長さは275メートルと世界最大。色彩豊かなイルミネーション・ジェットと音楽が一体化していて迫力満点でした。

大量の水が舞台を演出!? 圧巻のアクアショー

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「ラ・ペール」のために開設されたという専用シアター。座席はわずか14列だが270度の角度からパフォーマンスを鑑賞できる

シルク・ドゥ・ソレイユを成功へと導いた演出家、フランコ・ドラゴーヌが手がけているというアクアショー「La Perle(ラ・ペール)」を観賞するため、常設のシアターへ。ここでは、ブロードウェーなどで修行を積んだパフォーマーたちが集結し、ユニークなパフォーマンスを披露しています。
劇場に入って、ピエロが劇場を沸かしている間に、舞台中央にある丸い大きなセットが徐々に下へと沈み、いつの間にか大きなプールへと変わって公演がはじまりました

フランス語で“真珠”を意味する「ラ・ペール」。主人公の少女がユニークなキャラクターたちと出会いを重ね、時空や世界をさまよい、さまざまな試練をくぐり抜けながら、真珠を追い求める。というストーリーのようなのですが、上から大量の水が流れ込んで舞台全体が水に浸ってしまったり、地上25メートルからパフォーマーが飛び込んだりと、水を使った大胆な演出に度肝を抜かれっぱなしで、内容が全く入ってこないという事態に。
そのほかにも、サーカス的なアクロバットや空中でのパフォーマンス、ギターとドラムの生演奏などなど、個々のスキルを生かした演技は驚きの連続。
全く予測できない展開に、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクを体感し、興奮がさめやらないまま会場を後にしました。

ドバイの夜景を見ながら優雅にバータイム

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フルーツなどを使って工夫を凝らしたカクテルをみんなでシェアしても楽しい

まだまだ眠りたくない! ということで、ホテルでは世界第2位の高さを誇る「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」の68階のレストラン&バー「Weslodge(ウェスロッジ)」で、ゆったりバータイム。

スタイリッシュな店内では、カウンターで美女を果敢に口説いている男性の姿も。世界一高いタワー「ブルジュ・ハリファ」やキラキラと輝く夜景を眺めながら、バブリーな雰囲気を堪能しました。

思考を解放してくれたドバイ

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ホテル「フェアモント・ザ・パーム」からの眺め。あちこちで新たな施設の開発が進んでいた

3泊4日でドバイの旅を楽しんだ筆者。訪れる前は、「暑そう」「物価が高そう」「中東の文化になじめなさそう」と、全く“自分事”にしていなかったことに喝を入れたいくらい、今までの考え方が一変しました。

ドバイの街を眺めていると活気にあふれ、街ゆく人たちの表情はとても晴れやか。外国人労働者や旅行者がほとんどだというドバイには、いろいろな目的を持った人たちが集まり、働き、遊び、前向きなエネルギーがあふれているのを感じました。

後ろ髪を引かれる思いで飛行機に乗り込み、ドバイの街並みを上空から見つめながら「発展し続けるドバイに再び訪れて、そのエネルギーの一部になりたい!」と心から思うのでした。

(文・写真 &編集部 久保田亜希)

■取材協力
フェアモント ザ パーム
https://www.fairmont.jp/palm-dubai/

アラビアン・アドベンチャー
http://www.arabian-adventures.com/

※問い合わせ窓口メール(日本語対応):land@vacation-ota.co.jp

ドバイ政府観光・商務局
https://www.visitdubai.com/ja

PROFILE

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国内で、海外で。&編集部員が話題の旅先の新たな魅力を「発見」し最新情報をリポートします

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