ハローキティがペルーの観光大使に就任PR

マチュピチュの歴史保護区や、ナスカとフマナ平原の地上絵をはじめとする12の世界遺産を有するペルー。ペルーの魅力をより多くの人に知ってもらおうと、ペルー政府観光庁はこのたび、人気キャラクターの「ハローキティ」を観光大使とすることを発表した。

ペルー政府観光庁と株式会社サンリオが始めた、「ペルー・ハローキティ・プロジェクト」の一環として行われた本施策。ペルーの民族衣装であるチューヨ(帽子)とマント(ポンチョ)を身につけたハローキティが、ウェブサイトやSNSを通じて、ペルーの観光地を紹介するほか、旅博などのイベントに登壇して認知度向上を図る。

ハローキティがペルーの観光大使に就任

チューヨとマントを身につけたハローキティ©1976, 2019 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G600926

6月4日に東京都内で行われたメディア向けイベントにもハローキティが登場。マチュピチュやナスカの地上絵といった、ペルー観光の“定番”はもちろん、前インカ文明の遺跡やアマゾン川一帯の自然など、知られざるペルー北部の魅力も紹介された。

プレゼンテーションに参加するハローキティ

プレゼンテーションに参加するハローキティ

チャチャポヤスという町を拠点に、断崖絶壁の石棺「カラヒアの石棺」や、標高3000メートルの山奥に神殿や住居の跡が残る「クエラップ遺跡」、全長771メートルもある巨大な滝である「ゴクタの滝」などにスポットが当てられていた。詳しい観光情報などは、ペルー政府観光庁&ハローキティ ウェブサイト(http://www.helloperu.jp/hellokitty/)で確認してほしい。

カラヒアの石棺©ペルー政府観光庁

カラヒアの石棺©ペルー政府観光庁

またイベントでは、ペルー料理のフルコースも振る舞われた。ペルーは、旅行業界のアカデミー賞とも呼ばれる「ワールド・トラベル・アワーズ」で、7年連続「世界最優秀グルメ観光地賞」を受賞しているのだ。この日は「マダイ・イカ・タコのセビーチェ(マリネ)」や「アンデス風エビのチュペ(スープ)」など5品が提供された。

アンデス風 海老のチュペ

アンデス風 エビのチュペ

ペルー政府観光庁は、ハローキティを採用した理由について「ハローキティは世界的に人気も好感度も高い。今までペルー渡航者の大半を占めていたシニア層のみならず、1974年に株式会社サンリオが制作したハローキティと同世代となる“X世代”(1960年代〜1980年代初頭生まれ)、さらにはkawaii(カワイイ)をリードしてきた“ミレニアム世代”(1980年代〜2000年代初頭生まれ)にまで、ペルーの魅力を浸透させたいと思ったため」と説明している。なお、プロジェクトの初年度となる2019年は、ペルーへ渡航する日本人観光客数を18年の約4万7千人から2%増やすことを目指しているという。

ハロルド・フォルサイト・駐日ペルー大使は「今回のプロジェクトを通じて、ペルーのブランド価値を更に高めたいと考えている。多くの日本人旅行客はアメリカやヨーロッパなどを訪れるが、ラテンアメリカにも素晴らしい観光資源が存在している。今後も日本とペルーの絆をもっと深めていきたい」と語った。ハローキティの任期はひとまず11月30日までだが、ペルー政府観光庁としては「19年以降も提携を継続したい考えだ」という。

ハロルド・フォルサイト駐日大使

ハロルド・フォルサイト駐日大使

 

 

 

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