絶景の秘境路線 よみがえれ、只見線! ここにも ふくしま。#4PR

JR只見線は、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ全長135.2kmの路線です。2011年の豪雨災害で甚大な被害を受け、一時は存続も危ぶまれていましたが、地元の人々の強い思いが実を結び、復旧が決定。2021年度の全線再開通に向けて復旧工事が進められるなか、福島・新潟それぞれで、只見線の利活用や地域振興に取り組む酒井治子さんと横山正樹さんが、只見線のこれからを語り合いました。

行くたびに表情を変える ミステリアスな場所

絶景の秘境路線 よみがえれ、只見線! ここにも ふくしま。#4

福島県只見町「只見線地域コーディネーター」酒井治子さん

横山 只見線沿線地域は日本有数の豪雪地帯。冬の唯一の交通手段として、先人たちが全身全霊をかけて敷いたのが只見線です。通勤・通学などの生活の足としてだけでなく、昭和30年代にスキーブームが到来すると、観光事業の要になり、冬の雇用創出にも貢献しました。今は車社会になりましたが、只見線がなければ、この地域の発展も活性化もなかっただろうと思います。

酒井 私たちにとって只見線は、あって当たり前の身近な存在。只見線が災害に遭ったときに、改めてその大切さを感じさせられました。ノスタルジックな車両、のどかな里山の風景、四季折々の大自然。さらに、水鏡に列車が映し出される様子や川霧のなかを走る幻想的な景色など、天候によっても表情がガラリと変わります。「来るたびに新しい魅力に出合える」と、だんだんハマっていく撮り鉄の方も多いですね。

横山 撮り鉄さんが撮ってくれた写真を見て、地元の人たちも「おらとこの只見線って、こんな魅力があるんだ」と初めて気がついたんです。それをもっと意識させていき、なにか活性化につながるイベントができれば。

酒井 公共の場所なのに、ゆったりとした時間が流れていて、心癒やされるのも魅力。降りた駅周辺も、都会とは違った空間ですよね。

横山 自然の豊かさと、土地に根づいた歴史や文化、そこで生きる人の豊かさ。その三つを融合させて、観光路線としての第二の歴史をつくっていきたいですね。

災害や事故があっても乗り越えて前に進んでいく

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ゆったりと流れる只見川に沿って走る只見線。いくつもの鉄橋とトンネルを抜け、奥会津へと進む車窓からの風景は絶景のひと言

酒井 只見線が被災して1年と2カ月の間、只見駅には1本も列車がこなかったんです。運転再開した日、みんなで手をふって列車をお出迎えしました。毎日来るのが当たり前じゃないんだったら、これからはちゃんと手をふろうよと、そのときから只見駅では列車に手をふるようになったんです。

横山 そんなすばらしいことを魚沼市でもやりたいと、条例化したのが『手をふろう条例』。列車を見かけたときは、おもてなしの気持ちで手をふっています。最近では、よりにぎわいを出そうと、かかしにも手をふらせているんですよ。

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新潟県魚沼市「だんだんど〜も只見線元気会議会長」横山正樹さん

酒井 魚沼市にならうようにして只見町でも条例が制定されました。只見線を応援することで、自然と手を取り合うかたちになっていますよね。今年で3回目となる企画列車『只見線列車内プロレス』も、只見町と魚沼市が一緒になって行いますし。

横山 何度、投げられても立ち上がっていくプロレスと、災害があっても乗り越えていく只見線の姿が重なるイベントです。2021年度に全線再開通したときにも、なにか一緒にできるといいですね。

酒井 やりましょう!列車内でプロレスができるんだから、絶対なんだってできますよ(笑)。

ここから、ふくしま

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9/22(日)・23(月・祝)、新潟県長岡駅発着の『貸切列車で行く!只見線サイクリング』を開催。越後の車窓を楽しみながら只見町へ向かい、そこから自転車で初秋の奥会津を走ります。このほかにも、さまざまな企画列車を運行。詳しくは只見線ポータルサイトをご覧ください。
https://tadami-line.jp(只見線ポータルサイト)

JR只見線
会津若松-小出間で運行中。
※会津川口-只見間は代行バス(復旧工事中)

 

■6秒でふくしまを伝える動画「もっと 知って ふくしま!」

http://ch.pref.fukushima.lg.jp/shitte/

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