圧巻の人形絵巻を撮影できる、ホテル雅叙園東京「百段階段」のひな祭りPR

圧巻の人形絵巻を撮影できる、ホテル雅叙園東京「百段階段」のひな祭り

一面を人形が埋め尽くす「座敷雛」

雛(ひな)人形は、時代に合わせて様式を変え、地域や一族でさまざまな種類のものが伝えられてきた。華やかな空間に飾られたら、人形たちの表情も豊かに一層映えるもの。豪華絢爛(けんらん)な文化財を舞台に、都内最大級のひな祭りが開催されている。

“昭和の竜宮城”に出雲・因幡・萩のひな集結

ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)の都指定有形文化財「百段階段」で、毎年恒例となっている「百段雛まつり」。11回目を迎える今年は、山陰地域の鳥取・島根・山口県から、歴史あるひな人形を出展。初めて全ての部屋が撮影可能となり、SNS映えするスポットとしてさらに人気を集めそうだ。

圧巻の人形絵巻を撮影できる、ホテル雅叙園東京「百段階段」のひな祭り

イベント開催時は「百段階段」に入場可能

「百段階段」は、1935年に目黒雅叙園3号館として誕生した同ホテルの中で、ただ一つ現存する木造建築。天井や欄間(らんま)などに趣向を凝らした7つの部屋を、99段の長い階段廊下がつなぎ、”昭和の竜宮城”と呼ばれた当時をほうふつとさせる。

今年の「百段雛まつり」は「出雲・因幡・萩のひな紀行」と題し、神話や幕末の歴史が息づく町々から、貴重なひな人形が集まった。

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おひな様の表情も時代や地域によって異なる

神話の世界を人形など約1000体で再現

それぞれの部屋のひな人形の見どころを、階段を上っていく順に紹介する。

「十畝(じっぽ)の間」には、江戸・明治・大正・昭和・平成・令和の各時代を象徴する「時代雛」がそろった。明治天皇をモデルにした洋装のひな人形や、平成に行われた当時の皇太子殿下の婚礼雛など、時代の変遷を感じさせる。令和は、天皇陛下が大嘗祭にてお召しになった麁服(あらたえ)の白い姿を麻を用いて表現している。

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洋装の明治天皇を模したとされる「時代雛」

この部屋では、島根県出雲市の工房でつくられたひな人形や、松江市の人形店で保存されていた約100年前の「おぼこ雛」(子どもの姿のひな人形)も展示されている。

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松江市の「おぼこ雛」

金箔(ぱく)などで豪華に仕上げた「漁樵(ぎょしょう)の間」は、ジオラマのように空間に人形を敷き詰めた座敷雛で飾られている。福岡県飯塚市で炭鉱王と言われた伊藤伝右衛門の旧宅に保存されている、698体の人形と、動物やみこしなど300体以上。昨年の即位の礼にちなんで、三種の神器の一つである草薙の剣にまつわる場面などが再現されている。

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座敷雛はこれまでに2回出展され人気を集めた

「草丘(そうきゅう)の間」では、桃の節句のテーブルコーディネートや、自宅向けのひな飾りなどを紹介。2月14日までの期間限定で、お茶と菓子を楽しめる「ひな茶房」もオープンする(料金1000円)。

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2月14日までオープンの「ひな茶房」

「静水(せいすい)の間」は、鳥取県米子市の旧家・坂口家の坂口真佐子さんのコレクションを公開。幅2メートル、高さ1.4メートルの御殿飾りは、江戸後期につくられたもので、人形は京都から取り寄せたと伝わっている。

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御殿飾りは組み立て式となっている

混雑を避けて会期前半の鑑賞をオススメ

板倉星光(せいこう)の四季草花が描かれた「星光の間」では、幕末の志士たちを輩出した山口県萩市の、城下町ならではのひな祭りを紹介している。豊かな商人の家に飾られた豪華な段飾り、「ほうこさん」と呼ばれる子どもの人形などが特徴的だ。

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萩市では4月3日に桃の節句を祝うという

鏑木清方(かぶらききよかた)の美人画が華やかな「清方の間」は、国の重要文化財に指定されている鳥取県智頭町の石谷家住宅から、同家のひな人形を外部初公開。衣装の刺しゅうが鮮やかな明治期の人形や、雅びやかな段飾りなどを見ることができる。

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宿場町の智頭で栄えた石谷家のひな人形

「頂上の間」は、鳥取県北栄町の民芸作家、加藤廉兵衛さんが地元の粘土を使った「れんべい人形」を展示。地元の神話や民謡をモチーフにした、かわいらしい作品が飾られている。

階段の最上部には、打掛を羽織ってひな人形のように撮影可能なフォトスポットも用意され、雅びな世界観を体感することができる。

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フォトスポットで打掛を体験

これまでに延べ61万人が来場し、訪日観光客の人気も年々高まっている「百段雛まつり」。3月3日を迎える会期後半は混み合うことが予想されるので、ゆっくりと撮影したいのであれば早めに訪れるのがオススメとのことだ。

「百段雛まつり2020」の一部を360度パノラマ写真で

「百段雛まつり2020 出雲・因幡・萩ひな紀行」

会場:ホテル雅叙園東京「百段階段」(東京都目黒区下目黒1-8-1)
期間:2020年1月24日(金)~3月15日(日)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
入場料:当日 1600円(公式オンラインチケット前売 1400円)、大学生・高校生 1000円、中学生・小学生 600円、未就学児 無料
電話番号:03-5434-3140(イベント企画)
公式サイト:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/hinamatsuri2020

※撮影可能(三脚・フラッシュの使用及び、商業目的の撮影はご遠慮ください。一部撮影不可)
※展示品保護のため会場内の暖房を控えています

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