1日1旅

ウルル周辺の砂漠にいたハエとの別れ

旅先で一番煩わしかったものが、離れると一番記憶に残っていたなんてことがある。ハエはまさにそれだった。ウルル周辺の砂漠には想像以上のハエがいて、頭や体に止まるだけならいいのだが、目や口にも入ってくる。ハエよけ帽子があることを知らずにいた私は無防備にハエの存在を受け入れていた。帰国日、飛行場に向かうバスに1匹のハエ。別れを思うと不思議と寂しくなってしまった。

(オーストラリア・ウルル=カタ・ジュタ国立公園)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

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