はなのたびたび旅日記

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

旅好き・仏像好きで知られる、モデル・はなさんの連載「はなのたびたび旅日記」、略して「はなたび」。今回は、凜々(りり)しい十一面観世音菩薩(ぼさつ)さまと仏像朱印に出合える奈良の長谷寺をご紹介します。

(文・写真・イラスト:はな)

昔ながらの和菓子をペロリ

再び、奈良へ。
昨年から奈良からお声がかかることがとっても多いのですが、今回は久しぶりに、長谷寺へお参りに行ってきました。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

電車で行くのは初めてかもしれません。“グーグル先生”の言いなりに、京都駅から電車を乗り継ぎ、まずは長谷寺駅に到着。駅前のコインロッカーに荷物を預け(駅のロッカーより100円も安い)、いざ出発です!

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

駅から徒歩17分。お天気も良いので、良いお散歩になりそうです。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

ふむふむ。歩いて5分ほど、のどかな景色が広がります。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

長谷寺までの参道で、気になる和菓子屋「総本家 寿屋」を発見しました。長谷寺はよもぎ餅が名物で、その中でもこちらのお店は、手摘みの天然よもぎのみ使用。店先にはアク抜きをしているよもぎが入った樽(たる)が並びます。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

メニューには2種類のよもぎ餅が載っていました。まずは、店長さんにおすすめされた「焼き餅」をいただくことに。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

温かい! おいしくいただきましたが、どうしても普通のよもぎ餅も食べてみたくなってしまい、追加でもう一つオーダーしました。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

もぐもぐ。なるほど……個人的には普通のよもぎ餅の方が好きでした。店長さんにも聞かれたので正直な感想を伝えると「和菓子がお好きなのですか?」「はい、大好きです! でも、中の餡(あん)とのバランスを考えると、もう少しよもぎの風味を感じられたらいいですね」と、私ってば、余計な意見まで述べてしまいました(汗)。
最近は、冷凍のよもぎを使っている店が多く、寿屋のように、手で摘んだよもぎを使うところが少なくなってきているそうです。いまは春のよもぎをアク抜きしてから使用しているので、よもぎの風味の強弱がここで出てくるのでしょうね。まったくの素人が意見を言うのも失礼な話ですが、店長さんがとっても良い方で、餡とよもぎのバランスについて熱く語ってくださいました。次回はどんな風味に変化しているのか、楽しみです!

念願の十一面観世音さまとご対面

再び歩き始めると、デ~ン! 長谷寺に到着しました。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

しだれ桜がとっても美しく、長旅の疲れも一気に吹き飛びました。境内までは重要文化財にも指定されている登廊(のぼりろう)を登っていきます。399段もあるそうですよ。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

ここは何度も通り抜けていますが、長谷寺の本堂からは絶景が望めるので、いつもがんばって登ってしまいます。

さて、今回なぜ長谷寺に足を運んだかと言いますと、6月30日までご本尊である十一面観世音菩薩さまの特別拝観が行われているからです。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

入り口で観音さまとのご結縁の証、「ご結縁の五色線」をいただきます。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

これをつけて、いざ十一面観世音さまのお御足へ!
さすが10m以上ある十一面観世音さま、お御足もかなり大きいのです。何度かナデナデしたことがありますが、今回も願い事をしながら大きなお御足に触れてきました。

大勢の参拝客に撫(な)でられているだけあって、ツルツル! そして、上を見上げると、観音さまのお顔が……ニンマリ!ニンマリって(笑)。こちらまで思わずニンマリしてしまいました。愉快なお顔を拝見できて、心も晴れやかに!

さて、観音さまの特別拝観に合わせて限定の御朱印をいただけるとのこと。もちろん、私もいただいてまいりました。
かかかか、かわいい!!!

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

十一面観世音さまのお顔と頭上の阿弥陀如来と化仏(けぶつ)たちのユニークな表情!
こちらの化仏、3体ずつ違う表情を浮かべていますが、後ろの1体はいつも大爆笑しているのですよ。なかなか見られないので、御朱印に描かれていて得した気分。しかも、令和2年の「二」がねずみでチュ~。

十一面観世音さまの御朱印をいただいて、隣のページに仏像が描かれた御朱印がもう一つほしくなりました。ということで、向かった先は、同じ桜井市にある安倍文殊院。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

ちょうど十二天の秘仏が5月6日まで公開中でしたが、私は大好きな快慶作の騎獅文殊菩薩像(きしもんじゅぼさつぞう)に会いに、お堂へまっしぐら。高さ7mもあって、とにかくカッコ良い仏像なのです♡

待合室で抹茶と落雁をいただき、ホッと一息。久しぶりの再会に心躍ります。

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

文殊さま、相変わらず凛々しいお姿をしていました!
個人的には東寺の帝釈天さまとこちら、安倍文殊院の文殊さまが一番クールな仏像だと思っています。隣で文殊さまを見上げる善財童子もかわいかったし、もう大満足です。帰り際、文殊さまが描かれた四寺巡礼御朱印もいただき、念願の仏像朱印ツーショット!

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

まだまだ奈良の旅は続きますが、とりあえず今回のミッション達成です!!!

モデル・はな、十一面観世音菩薩さまを求めて奈良の長谷寺へ

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PROFILE

はな

モデル。12月21日生まれ、神奈川県横浜市出身。2才から横浜のインターナショナルスクールに通い、17才からモデル活動を始める。上智大学に進学後も、学業と並行してモデル活動を続け、その後テレビやラジオ、ナレーター、エッセイの執筆など活動の範囲を広げる。現在もファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day〜hana金〜」(毎週金曜)のナビゲーターや、日本テレビ「夢の通り道」(毎週日曜)のナレーションも務めている。英語・フランス語に堪能で、その語学力を活かした絵本も多数。趣味はお菓子作りや茶道、仏像鑑賞。2017年9月国宝応援大使、2019年4月奈良国立博物館評議員に就任。著書に、『はな、茶の湯に出会う』(淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎文庫)、『おくるおかし』(集英社)ほか多数。
Instagram:https://www.instagram.com/hanalovestaco/

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