タイ 上から撮るか、下から撮るか

1日でタイ1周?! 象が目印の美術館も サムットプラカーン

日本人の父とタイ人の母を持つ写真家、野見山大地さんの連載「タイ 上から撮るか、下から撮るか」。ドローンによる空中撮影から水中での撮影まで、ひとひねりした視座の写真を得意とする野見山さんが写真と文章でお届けします。第14回はサムットプラカーンです。タイの玄関口・スワンナプーム国際空港に加え、1日でタイ中を巡った気分になれるエンシェント・シティや、三つの頭がある巨大な象が目印のエラワン・ミュージアムなど、個性的な名所があります。
(トップ写真はエラワン・ミュージアム)

【動画】ワット・アソカラームのタイムラプス

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サムットプラカーンはタイの玄関口でもあるスワンナプーム国際空港がある県として知られています。

南にはタイランド湾が広がり、バンコク市民のためにつくられたバンプー保養地は、週末になると多くの人が訪れにぎわいます。

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タイランド湾を空から

近年、バンコク・スカイトレイン(BTS)のスクンビット線延伸に伴い、サムットプラカーン県からバンコク中心部へのアクセスが良くなり、ベッドタウンとしても人気が出てきています。

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延伸されたBTS(左右に通っている鉄道)を空から

ミニチュアでタイ1周 エンシェント・シティ

エンシェント・シティは、タイ語ではムアンボーラン(古代都市)と言い、タイ全土の観光名所がミニチュアで配置されている野外博物館です。

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エンシェント・シティにある建物

敷地は100ヘクタール以上あり、徒歩で回るのはお勧めできせん。自転車やカートに乗るのが一般的で、自家用車でも回ることができます。

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こちらは不思議な魚のあしらいが

空から見ると、敷地がタイの国土の形をしていることがわかり、観光名所も地図上の同じ場所に配置されています。以前この連載で紹介したアユタヤやスコータイのミニチュアもありました。1日でタイ全土の観光名所を回った気分になれます。

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ミニチュアは現在も増設されている

13の塔は僧侶の戒律 ワット・アソカラーム

ワット・アソカラームは、サムットプラカーンで一番美しいと言われている寺院です。一番美しいと言われている由縁が境内にある仏塔「プラ・トゥタンカ・チェディー」です。記事の最初に紹介した動画は、仏塔をぐるりと1周する様子を低速度撮影したものです。

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ワット・アソカラームを空から

白を基調とした13の塔で構成されていて、これは僧侶が守らなくてはいけない13の規律を表しています。ライトアップもされるので夜訪れるのもいいかもしれません。

三つの頭の象が目印 エラワン・ミュージアム

エラワン・ミュージアムは、記事トップの写真で紹介した、BTSからも見える巨大な象のモニュメントが目印の美術館です。エラワンとは三つの頭をもつ象のことで、ヒンドゥー教で神の乗り物とされています。そのためか、園内には多くの象のオブジェが飾られています。

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敷地内にある象のオブジェ

建物内の天井には美しいステンドグラスがあり撮影スポットとしても人気です。

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天井を飾るステンドグラス

最上階は寺院となっていて、宇宙や極楽浄土を思わせる雰囲気です。

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美しい青色が特徴的な部屋

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PROFILE

野見山大地

写真家
1993年、日本人の父とタイ人の母の間に生まれる。幼少期をタイで過ごす。自分の目で世界を見るために写真家を志し、カメラを片手に世界一周、アフリカ縦断を行う。これまで70カ国以上を訪れた。資格マニアでもあり、車やバイクの大型免許、ゾウ使い、小型船舶、ドローン操縦者、ダイブマスター、調理師などの資格を持つ。写真家として国内外で活動し個展開催や写真集も出版する。都内を中心に展開するタイ料理屋「チャオタイ」の副社長でもある。

タイ、驚きの姿 意外な視点の動画で

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傘でハートマーク 青い屋根のお寺 チェンマイ近郊

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