1日1旅

紙幣があまってしまった旅 ドバイ

「手持ちのお金はあといくらだろう……」。旅先で一日の終わり、ベッドの上で残額を数えるのは習慣だった。出国前に旅でいくら使うか計算し、ちょうど良い金額を両替する。旅の準備のひとつであったし、ある意味、儀式のようでもあった。ドバイの街中では基本、クレジットカードが使えるので、カード払いばかりしていたら余ってしまった。カードで事が済むのは便利だが、一方でこの習慣が必要なくなってしまうと思うとなんだか寂しい気もした。

(ドバイ・ディラ)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

“ロバの道”が残る小さな村 ブリジゲッラ

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