はなのたびたび旅日記

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

旅好き・仏像好きで知られる、モデル・はなさんの連載「はなのたびたび旅日記」、略して「はなたび」。今回のはなたびは、2年ほど前に訪れた、インドの旅をご紹介いたします。

(文・写真・イラスト:はな)

憧れのインドへ

大学時代に比較文化学科で美術史を専攻していた私は、インドの仏教美術を学び、それがシルクロード、韓国、中国、そして日本の美術にどう影響を与えたのかを勉強しました。
以前、俳優の地井武男さんと上海からウルムチまでの「麺ロード」を訪ねる番組に出演させていただき、念願のシルクロード横断を達成。でも、インドからはなかなか「お呼び」がかからず……。
それからおよそ30年、旅チャンネル「麗しきインド!~仏陀の足跡をたどって~」のロケでようやく、私が憧れるインド仏たちの生まれ故郷を訪れることになりました!

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

およそ9時間でインドに到着です。さっそく、インドの中心地、デリーのホテルにチェックイン。
歓迎の印として、おでこにビンディーを付けていただきました。左は、はなたびでもおなじみのヘアメイク吉岡美幸ちゃん!

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

ホテルを翌朝4時30分に出発し、最初に向かったのはビハール州の州都、パトナでした。いや~、インドの中心地を満喫することもなく、いきなり朝3時起きでインドの格安航空会社「GoAir」の国内線でゴーです。
それでも、初めてのインドで興奮を抑えきれず。初めての景色、人、言葉、味……やっぱり旅は最高ですね!

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

目的地は、仏教ゆかりの地といわれるヴァイシャーリー。パトナからは専用バス(ロケ隊10人で観光バスを借り切り!)で2時間ほど。その前に、パトナの空港付近で到着シーンを撮影しました。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

バスが出発すると、整備されていない道をガタゴトガタゴト、大きな揺れを感じながら進んでいきます。さらに、トラックや車同士がクラクションを鳴らし合うので「移動中に寝よう」なんて優雅なことを企(たくら)んでいた私の考えが間違っていました。
牛が道端で寝ていたり、人が横断してきたり、もうなんでもアリな状況を眺めているだけで、初日は移動がまったく苦ではありませんでした。

ヴァイシャーリーに向かう途中、「あ! ガンジス川だ!!」。バスが川を越えていきます。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

初めて目にする、ガンジス川。思っていた以上に広かったです。意外にも穏やかでした。

そして、ヴァイシャーリーに到着です。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

ヴァイシャーリーでは、ブッダの仏舎利(遺骨)が発掘されたそうです。ブッダが入滅した後、遺骨は八つに分割され、その一つが、ここヴァイシャーリーのストゥーパ(仏塔)から発掘されました。今では世界中から仏教徒がこちらに足を運びます。

ブッダの入滅後から今まで、人々がどう感じてきたのか、想像を巡らせながらヴァイシャーリーのストゥーパの周りを歩いていきました。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

さて、ヴァイシャーリーにはもう一つ、注目すべき見どころがあります。それは紀元前3世紀にアショカ王によって建てられたというアショカ・ピラーです。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

アショカ王はブッダの聖地を巡礼し、その先々で「王柱」、このアショカ・ピラーを建立しました。ここまで完全な姿で残されているのはヴァイシャーリーくらいで、その佇(たたず)まいは本当に素晴らしかったです!
およそ2300年も前からこの地に立ち続けているなんて……涙。大学時代はこの王柱の写真をスライドで見ながら勉強していたのですが、まさか本物に出会う日が来るとは思ってもいませんでした。柱の天辺からヴァイシャーリーを見守るライオンにも、ナマステ~!

数々のストゥーパに囲まれているアショカ・ピラーの前でパチリ。なんと、偶然にも衣装が美幸ちゃんの私服とかぶっていたのです!
「ヌキテパ」というブランドで、インドの工場で作られているそう。番組にもぴったりだったので、今回の衣装はこの「ヌキテパ」で選んできました。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

さて、遅いランチをいただくことに。コーディネーターのクマさんから「水は絶対にペットボトルに入っているものを飲んで!」と言われており、ロケ中は一切、おなかを壊しませんでした。ごはんはこんな感じで、1枚のプレートに複数のカレーをのせていただきます。これが本当においしくて、毎日3食インド料理でもまったく飽きが来ませんでした!

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

このままヴァイシャーリーを後にし、私たちはラージギルに向かいました。バスに揺られること5時間。次はどんな景色が待ち受けているのでしょうか。

モデル・はな、仏教の源流、インドに初上陸!

PROFILE

はな

モデル。12月21日生まれ、神奈川県横浜市出身。2才から横浜のインターナショナルスクールに通い、17才からモデル活動を始める。上智大学に進学後も、学業と並行してモデル活動を続け、その後テレビやラジオ、ナレーター、エッセイの執筆など活動の範囲を広げる。現在もファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day〜hana金〜」(毎週金曜)のナビゲーターや、日本テレビ「夢の通り道」(毎週日曜)のナレーションも務めている。英語・フランス語に堪能で、その語学力を活かした絵本も多数。趣味はお菓子作りや茶道、仏像鑑賞。2017年9月国宝応援大使、2019年4月奈良国立博物館評議員に就任。著書に、『はな、茶の湯に出会う』(淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎文庫)、『おくるおかし』(集英社)ほか多数。
Instagram:https://www.instagram.com/hanalovestaco/

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