1日1旅

インド最古の手捺染 カラムカリ

工房に入ると、染め物の香りがしてきた。インド最古と言われる手捺染(てなせん)のKalamkari(カラムカリ)。“Kalam” はペン、“kari”は技巧の意味。名前の由来の通り、木製ペンに茶色い塗料を付け、ヒンドゥー教の神話や植物をモチーフにした柄を描き上げていく。染めの原料が水牛の乳やふん、植物など天然のものだけと聞いて驚いた。美しい芸術品を前に、買わずにはいられなかった。

(インド・チェンナイ)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

ドバイの古い街並みが残るバスタキヤ地区

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