1日1旅

キャンドルで過ごしたマチュピチュの夜

ウルバンバ川沿いに建つホテルの外は豪雨が激しい音を立てていた。川が氾濫(はんらん)しないか心配しながら宿で夕食をとっていると、突然真っ暗になった。まさかの停電! ホテルの人は慌てず、「ついに電線が切れたね。雨期は時々あることなんだよ。キャンドルで過ごす夜になるね」と苦笑して、ろうそくを持ってきてくれた。電気のありがたみを感じつつ、復旧を祈りながらキャンドルナイトを過ごしたのだった。

(ペルー・マチュピチュ村)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

緑色の屋根が広がるソウル

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