1日1旅

今にも動き出しそうな布袋劇の人形たち

出番を待つ人形の役者たちがバックヤードに並んでいた。布袋(ほてい)劇と呼ばれる人形劇は、台湾の伝統芸能のひとつ。「布の袋で作られた人形」ということからこの名前が生まれた。木で出来ている頭部や手足部分は精巧な細工が施されて、その表情はとても豊かだ。置いてあるだけでも、今にも動き出しそうだったが、人形師の手にかかるとまるで魂が宿ったかのように見えた。

(台湾・台北)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

「マドラス・チェック」を織るチェンナイの織物工房

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