1日1旅
カタールの砂漠地帯に広がる景色
文: 葛西亜理沙

カタール空港を飛び立つと、あっという間に砂漠の景色になった。ナスカの地上絵を彷彿(ほうふつ)とさせるような村には、白くて小さな建物が並んでいる。国民のほぼ半分はドーハの街中に住んでいると言うから驚きだが、砂漠地帯に住む人たちの生活が気になった。南下するほどに砂漠が広がり、植物も夜露の水分を内部に蓄える多肉植物が目立つと言う。次に訪れた時は、街を離れ、そんな場所を訪れたい。
(カタール・ドーハ郊外)
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