1日1旅

厳かな雰囲気が漂うケララの夕刻

夕方18時ごろだったろうか。日が暮れて薄暗くなり始めたとき、スピーカーから村中に読経のような声が鳴り響き、女性はサリー、男性はクルタ姿、そして子どもたちも着飾ってみんな寺院へと向かっている。お香がたかれた参道はろうそくや花で装飾され、厳かな雰囲気が漂っていた。おそらく、ヒンドゥー教の祭典か何かなのだろう。中へは入れず、外から様子をうかがっただけだったが、なぜかその匂いや音、光景は、異国にいることを強く感じさせた。

(インド・ケララ)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

スポットライトを浴びたマドリードのゴミ箱

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