1日1旅

“駐禁”を気にしながら撮ったトリニダの馬

その男性は馬車を路上に止めてどこかへ行ってしまった。「馬の場合は、駐禁の切符を切られたりしないのだろうか……」などと、変なことを考えてしまう。手綱が道路や柵とつながれているわけでもないのに、馬もおとなしくしている。水色のきれいな壁と石畳にたたずむ馬は美しい。“駐禁”を気にしながらそんな光景を撮っていると、馬主が戻って来た。「俺の馬は立派だろう」。私に写真を撮られている自分の愛馬を見て、なんだか満足げだった。

(キューバ・トリニダ)

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■旅に行った気になれる!? 写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日(平日)お届けする連載「1日1旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

干物を見かけたチェンナイのフィッシュマーケット

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タイで食したタコ焼きのような食べ物

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