おとな女子の一人旅

海外ひとり旅、「良さげなホテル」はこう探す

  • ちょっぴり上級編 ひとり旅テク(4)
  • 2018年3月15日

サマルカンドの宿は、床はギシギシいうしWiFiも不安定だが、不便さを補ってあまりあるすてきさだった

  • サマルカンドの宿は、床はギシギシいうしWiFiも不安定だが、不便さを補ってあまりあるすてきさだった

  • 「個室」「シャワー・エアコン付き」「およそ30ドル以下」を条件にして探して泊まれた宿を写真で紹介する。まずは、アルマティ。アパートの1室を貸す民泊タイプで、1LDKでひとり旅にはむしろ広すぎた

  • イシク・クル湖。湖畔のペンションで、オフシーズンで客は筆者のみ。夜は寒いので電気ストーブを借りた

  • ビシュケク。「海」をテーマにした宿だそうで、中央アジア感はないがなかなか快適

  • サマルカンド。古い邸宅を改修した映画のセットのようなB&B。

  • ブハラでも邸宅を改修した宿

  • 増築を重ねて内部は迷路のようで、部屋も中2階があったりと個性的

  • タシケント。駅に近い、という理由で選んだホステルの個室。ファミリールームだとかで、内装がかわいらしい

 海外ひとり旅を筆者の中央アジア旅を例にしてお話ししている。旅の組み立て方のヒントにしていただければ。

最終的な旅のルート

アルマティ(カザフスタン)から入国→キルギス→タシケント(ウズベキスタン)から出国。
全17日間

【ここまでに決まったこと】

・大まかなルート
・ビザ
・国境越えを含んだ大まかな日程

ホテルはどう選ぶ?

 人には「ホテルは早めに予約したほうがいいですよ」とすすめているが、実のところ自分の旅では、出発前の忙しさでしっかり準備できず、最初の1泊か2泊だけ予約してあたふたと旅立ってしまうことが多い。現地で次の街、その次の街と予約しながら動いていくのだ。この場合、現地で自由に日程が変更できるメリットはあるが、最初のうちは心配かもしれない。

 それでも、宿がまったく見つからず路頭に迷ったことはいまのところない。世界じゅうどこでも旅人が行けるような街には宿があり、ひとりぶんくらいはベッドが見つかるものだ。ちなみに予約していなくても路頭に迷ったことはないが、その場合は、バンコクのカオサンのような旅人密集地帯に行き宿を探すことが多い。そのあたりのコツはまた回を改めてお話ししよう。

 ともあれ、「宿なんてなんとかなる」。これを胸に刻んで宿さがしに取り組んでみよう。

「良さげなホテル」はこう探す

 中央アジアの旅では最初に立ち寄るのはカザフスタンのアルマティ。予約サイト「ブッキングドットコム」www.booking.comなどで日付と都市名を入力すると、300件以上がヒットする。ほとんどの予約サイトがここから条件指定で絞り込みができるようになっている。筆者の場合は、次の三つである程度絞り込む。

1. 口コミ
2. 価格帯
3. 立地(地区)

 いちばん簡単に絞り込めるのが「口コミ」だ。10点満点で「評価8.0以上」に指定すると300件が100件くらいになる。次に「価格帯」を5000円以下にすると残るのは20件くらい。これをさらに、「立地」で絞るのだ。大都市だとエリア名で選べるが、登録件数が少ない都市だと、「口コミでベスト評価のエリア」という絞り込み項目が出てくるので、これをクリックすると残りは7件程度になる。

 ここまで絞り込めば、あとは簡単。写真や部屋の条件、口コミの内容を読んで2件か3件までに絞り込み、さらに、その2件か3件を「トリップアドバイザー」「エクスペディア」など、別のサイトでチェックする。目的は価格と口コミのチェックだ。

 ひとつのサイトでだけ評価が高いのは怪しいし、他のサイトでお得な価格が出ている可能性もある(ただし、安く見えるサイトは実は「税別」表記のこともあるので要注意)。口コミは特に、女性のひとり旅のものが参考になる。カップルが「ロマンチックな宿」と評価していても、ひとり旅の女性に適した宿かどうかはわからない。「静か」「安全」「清潔」などのワードが口コミで多く出てくる宿は比較的安心といえる。

 最後に宿のホームページも一応確認して(同じ価格で朝食付きだったりする。予約サイトというところは宿に対して「最低価格保証」を求めてくるのだが、オマケをつけるのはその宿の自由である)、いざ予約。「キャンセル不可料金」は「キャンセル可」より安いが、そこは慎重に選びたい。あまりにも先の予約だと、自分が急な用事で旅に行けないことだってありえる。

自分なりの「宿の趣味」を

 さて筆者の場合、上記に加えて、ホテル選びには二つのキーワードがある。

・「旧市街」(新市街と旧市街のどちらかを選べるなら)
・「歴史的建築物」

 この二つが宿の説明に入っていたら、多少は立地が悪かったり口コミが低かったりしても選んでしまう。あくまでも個人的な趣味だが、昔ながらの街並みに立つ昔ながらの建造物というのは、多少の不便も平気にさせる味わいを持っているものだ。こういった自分なりの「宿の趣味」を見つけていくことも、また旅の面白さである。

 ちなみに今回タシケントに2回立ち寄ったが、最初に泊まった「旧市街」の「歴史的建築の宿」はあまりに立地が悪く街歩きに不便だったため、2回目に立ち寄ったときは立地を優先し駅近くの宿にした。移動しながら宿を決めていくメリットは、こういう「変更しやすさ」にもある。

 さて次回は、「言葉の壁」。まったく読めない、話せないキリル文字、ロシア語世界での旅をどう切り抜けるか。

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