おとな女子の一人旅

海外ひとり旅、はじめて行く地域になにを着ていくべきか?

  • ちょっぴり上級編 ひとり旅テク(6)
  • 2018年4月26日

カザフスタン。天山山脈の懐に入ると、9月でも雪が降っていた(写真=全て筆者)

 海外ひとり旅について、筆者の中央アジアの旅を例にしてお話ししている。旅の組み立て方のヒントにしていただければ。

最終的な旅のルート

アルマトイ(カザフスタン)から入国→キルギス→タシケント(ウズベキスタン)から出国。全17日間

【ここまでに決まったこと】

・大まかなルート
・ビザ
・国境越えを含んだ大まかな日程
・ホテル選びの方向性
・言葉の壁をクリアする方法

天気の変わりやすさは覚悟していたが相当だった。晴天のブハラ(ウズベキスタン)が……

翌日は砂嵐に包まれてしまった

服装選びはこう考える

 はじめて行く地域になにを着ていくべきか。これは旅慣れていてもけっこう悩む問題だ。どこに行くにしても、まずは行き先の天気予報を検索し、ガイドブックの「気候と服装」を確認したい。

 9月から10月の中央アジアの気温をざっと検索してみると、30度から5度くらいだ。幅がありすぎて想像がつかない。だが雪が降るほどではなさそうだし、雨の心配も少ない、ということは理解できた。

キルギスのイシク・クル湖。昼間は暑いが夜はカイロがいるほど

キルギスにて。砂漠のような乾燥地帯でもある

 中央アジアに限らずユーラシア大陸を歩くとき、念頭に置きたいのは「大陸の気候は日本より暑く、日本より寒い」ということだ。気温が同じでも乾燥や風、寒暖差など、温暖な日本の気候よりも変化が激しく、体感温度は日本より高く、あるいは低くなる。なので、どこかの大陸を旅するときは、以下を意識すると間違いがない。

  • トップスは半袖から長袖まで用意して、脱ぎ着・重ね着しやすいようにしておく
  • 上着は「いま自分が考えているより暖かめ」を用意
  • スカート持参ならスパッツかタイツも用意

 つまり、気温の変化に対応しやすいラインアップにするのだ。中央アジアでは以下の服に落ち着いた。

  • トップス(全て長袖)→カットソー(丸首とハイネック)、トレーナー、シャツ、カーディガン。いざとなれば全部重ね着できる
  • インナー→ノースリーブの「ヒートテック」
  • ボトムス→パンツ2本とスカート、薄手の黒いタイツ
  • 上着→「ゴアテックス」のマウンテンジャケット、薄手のダウンジャケット(どちらも登山用品店で新しく購入)
  • 羽織もの→薄手のウールのショール

乾燥しているのでアイスクリームはおやつにぴったり。10円くらい

ポイントは防寒対策

 さて、実際の旅ではどうだったか。

 最も役に立ったのは薄手のダウンジャケット。秋山登山仕様なのでとにかく軽く、暖かい。現地では昼間は長袖1枚で大丈夫だが、朝晩は肌寒い。さらに2週間の旅の間に、日に日に寒くなっていくので、ショールとともに常に丸めてバッグに入れていた。

 失敗したのは薄手のタイツ。少し高度がある地域に行くと、夜はヒーターが必要なほどで、薄手では寒すぎた。現地のバザールで厚手のタイツを買い足したが、サイズもあわず品質もイマイチ。結局、帰国前に処分してしまったが、ちまちまと節約を心がけているだけに、こういうときの“無駄金を使ってしまった悔しさ”といったらない。

足りないものはまず、どの街にもあるバザールで探す

 結局、防寒対策がやはり不十分だった。いままでの旅でも何度も同じ経験をしているのだが、“思ったより寒い”というのは“思ったより暑い”よりつらい。暑ければ脱ぐか、あるいは現地で涼しげな服を買えばいい(サイズが大きくても、むしろ涼しくていい)。だが思ったより寒い、というのは風邪につながるし、防寒着は前述のように現地で買うと意外と合うサイズが見つかりにくく、そもそも一般的にTシャツよりセーターやコートのほうが値段は高いので出費も痛い。

ウズベキスタンで売られていた伝統的なコート。素敵(すてき)だが重いし着こなせない。購入は断念

どこでも見かけたプーチンTシャツ。これも着こなす自信がない

 たとえ南国でも島国でも、冷房の効きすぎでホテルやレストラン、空港が寒いというのはよくあること。特に冷えに弱い女性は防寒対策を万全にしたい。

 次回は荷造り編。旅で役に立ったアイテムとは?

10月なかば、帰国するころにはすっかり秋模様。タシケント(ウズベキスタン)では落ち葉拾いが急ピッチで進んでいた

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