原田龍二の温泉番長

マグロも堪能! 温泉好きなら一度は行ってみたい「黄金崎不老ふ死温泉」

  • 2018年7月17日

“温泉番長”こと俳優の原田龍二さん(撮影=岡村智明)

これまで訪ねた温泉の数は、約200カ所。「温泉との出合いは一期一会ならぬ“一期一湯”」と話す温泉番長・原田龍二さんにとって、特に印象深かった温泉をご紹介します。

今回は、青森県の「黄金崎不老ふ死温泉」。鉄の香りがする茶褐色のお湯が特徴的な、日本海に面した露天風呂です。

青森県・黄金崎不老ふ死温泉

こがねさきふろうふしおんせん

日本海に沈む夕日を眺めながら入れる露天風呂が人気の一軒宿。泉質は、含鉄−ナトリウム−マグネシウム−塩化物強塩泉(=写真、新館内風呂「不老ふ死の湯」)。宿では、“深浦マグロ”をはじめ、地元で取れた新鮮な魚介類を使ったメニューを提供している。
住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
電話:0173-74-3500
営業:今回紹介の「海辺の露天風呂」は、日の出~日没まで(立ち寄り入浴は午前8時~午後4時、受け付けは午後3時半まで)。高波の場合は入浴不可。そのほかに本館内風呂「黄金の湯」、新館内風呂「不老ふ死の湯」があるが、それぞれ営業時間は異なる。
HP:http://www.furofushi.com
料金:一泊二食付き1人1万2570円~(平日2名一室利用の場合)。立ち寄り入浴は600円(小学生は300円)

絶景露天風呂に向かう前に、天然クロマグロに舌鼓

青森県「黄金崎不老ふ死温泉」の昼間の様子(写真=黄金崎不老ふ死温泉提供)

なみなみと茶褐色のお湯をたたえた、ひょうたん型の浴槽。そして、目の前に広がる大海原――。

写真を見ただけで、この温泉の名前がわかった人も多いんじゃないでしょうか。今回ご紹介するのは、温泉好きなら一度は行ってみたいと名前が挙がるほど有名な、青森県の黄金崎不老ふ死温泉です。

僕が旅番組のロケでこちらに伺ったのは、4年前のちょうど今くらいの時期。約300キロに及ぶ青森県横断旅で、太平洋側の八戸市からスタートして奥入瀬渓流や猿倉温泉、陸奥湾を望む青森市などを経て、日本海に面したこの黄金崎不老ふ死温泉を目指すというルートでした。

ところで、こちらの温泉がある青森県深浦町は、あるお魚の水揚げ量が県内一位なんですが、ご存じですか? ……正解は、天然のクロマグロ(本マグロ)です! 青森でマグロといえば大間産が有名ですけど、深浦町は大間よりも水揚げ量が多いんですって。

青森県深浦町のクロマグロの水揚げ量は、県内一。赤身にはほどよく脂がのっていて、しっとりとした舌触りだという(写真=深浦町観光課提供)

地元の方の薦めで、僕も黄金崎不老ふ死温泉に行く前に立ち寄った飲食店でいただきました。これがもう、刺し身でも焼きでも、どう食べてもおいしい! “深浦マグロ”はちょうど今くらいの時期から秋にかけてが旬。ほどよく脂がのった、しっとりとした赤身が特徴だそうです。その土地のおいしい食べものをいただくのも、旅の楽しみの一つですよね。この温泉に行くなら、ぜひついでに天然の本マグロも食べてみてください!

ご当地グルメの「深浦マグロステーキ丼」。深浦で取れたマグロを、生、片面焼き、両面焼きの三つの食べ方で堪能できる(写真=深浦町観光課提供)

美しすぎると評判の夕焼けは次回の楽しみに

腹ごしらえも済んだところで、いざ温泉! 露天風呂は宿から少し離れたところにあるので、はやる気持ちを抑えて波打ち際にある浴槽へと歩いて向かいました。

原田さんが見られなかった、夕暮れどきの黄金崎不老ふ死温泉の様子(写真=黄金崎不老ふ死温泉提供)

湯船の高さは海水の高さとほぼ同じで、お湯につかると視界いっぱいに水平線が広がります。吹き抜ける風が気持ちいいし、潮騒も耳に心地よい。僕が入ったひょうたん型の浴槽の方は混浴ですが、すぐとなりには女性専用の露天風呂もあるので、「混浴はちょっと……」という女性でも安心して楽しめると思いますよ。

ちなみに、お湯の色が濃い茶褐色なのは、温泉に含まれている鉄分が酸化したからだとか。確かに、香りも鉄っぽかったです。源泉が海中からわいているため、なめると塩辛いそうですが、あいにく僕はなめなかったので塩味のほどはわかりません。気になる方は、ご自身で確認してみてくださいね。

僕が入浴したのはまだまだ日が高い午後3時過ぎ。タイミングがあわなかったものの、こちらの温泉は湯船から見られる夕焼けが特に美しいと評判です。立ち寄り入浴の場合は午後4時までしか入れませんけど、宿泊すれば日本海に沈みゆく夕日を眺めながら、ゆったりお湯を楽しめます。再訪した際は、僕もぜひその絶景を見てみたいものです。

(聞き手・渡部麻衣子)

これからも「原田龍二の温泉番長」に注目を!!(撮影=岡村智明)

◆連載「原田龍二の温泉番長」では、この5~6年の間、旅番組で数々の温泉を巡った温泉情報の猛者・原田龍二さんにとって、特に印象深かった温泉を隔週で一カ所ずつご紹介します。次回は、川遊びも楽しめる和歌山県の温泉を予定しています。

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PROFILE

原田龍二(はらだ・りゅうじ)

俳優。1970年10月26日生まれ。近況は、ブログインスタグラムで。

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