ハノイからホーチミンシティーへ、ちょっとディープなベトナム旅(3)

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 ベトナム最大の人口を抱え、経済を動かす都市。かつては南ベトナムの首都・サイゴンと呼ばれていた。ベトナムは社会主義国で、政治はハノイが中心。しかし“ドイモイ(刷新政策)”という資本主義的な経済要素を取り入れたスローガンを掲げ、そのなかでホーチミンシティーは息を吹き返し、経済成長の軌道に乗っている。路上を埋めるおびただしい数のバイクに圧倒される街でもある。[記事詳細]

旅のデータ
 路線バスが整備され、かつてはタクシーが頼りだった移動手段も変わりつつある。現在、地下鉄工事も進んでいる。大都市だからホテルの数は多い。安宿から中級ホテルは、デタム通り周辺に集まっている。いまや“アジア最大のバックパッカー街”とも呼ばれている。宿代はドミトリーという大部屋にベッドが並ぶタイプで1泊6ドルぐらいから。中級ホテルは30ドル前後だ。ベトナムの通貨は桁が多い。コーヒーが5万ドン(約250円)前後から。紙幣に並ぶ“0”の数になれるまで少し時間がかかる。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「『裏国境』突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    阿部稔哉

    阿部稔哉(あべ・としや)

    1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

    BOOK

    ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

    「週末ちょっとディープな台湾旅」 (朝日文庫)

    連載がはじまった「週末ちょっとディープな台湾旅」。内容や写真はだいぶ違いますが、台湾の旅は本にもなっています。『台湾の味「滷味(ルーウェイ)」の世界に分け入り、変わりゆく街で安宿をみつけ、僕がビールを飲むべき場所にたどり着く。そして、少数民族に助けられて温泉へ。何十回と訪れた島にディープに入り込むと出合う台湾のねじれの前で、また考え込む。これが、僕の台湾歩き。きっと台湾がいとおしくなる』

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