ニューデリーからブッダガヤへ、玄奘三蔵が歩いたパキスタン・インドの旅(5)

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ブッダガヤへニューデリーから列車で向かう。車内温度は50度を超える炎熱列車だった。ブッダガヤには、釈迦が悟りを開いたといわれるマハーボディ寺院がある。仏教の聖地だ。さまざまな国籍の仏教徒がやってくる街には、各国の仏教寺院が建てられ、インターナショナルな雰囲気も漂っている。玄奘三蔵が滞在し、修行に励んだ7世紀。すでに、この周辺にはいくつもの寺院が建つ仏教の中心地だったといわれる。マハーボディ寺院に入るときは、スマホや携帯電話は預けないといけない。爆破テロに遭ったためだという。[記事詳細]

旅のデータ
ブッダガヤは鉄道の駅があるガヤーから16キロほど。バスもあるが本数があまり多くないので、オートリキシャという3輪タクシーを使う人が多い。運賃は交渉になる。ブッダガヤは世界から観光客が集まるので、ホテルは多い。高級ホテルからゲストハウスレベルまで多様。中級クラスでひとり1000ルピー、約1600円といったところだろうか。宿泊可能な仏教寺院もある。市内には日本料理、タイ料理、チベット料理など世界の仏教国のレストランがある。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「『裏国境』突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    中田浩資

    中田浩資(なかた・ひろし)

    1975年、徳島県徳島市生まれ。フォトグラファー。大学休学中の1997年に渡中。1999年までの北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て2004年よりフリー。旅写真を中心に雑誌、書籍等で活動中。Hiroshi NAKATA website

    BOOK

    鉄路2万7千キロ

    『鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす』(新潮文庫) 新潮社

    こんな酔狂な旅があるだろうか? 日本で夜行列車が廃止される中、世界で何日も走り続ける長距離列車を片っ端から走破してみよう! と旅立ったものの、風呂なしの日々に思いがけないアクシデント続発。インド亜大陸縦断鉄道から、チベット行き中国最長列車、極寒の大地を走るシベリア鉄道、カナダとアメリカ横断鉄道の連続制覇まで、JR全路線より長距離をのべ19車中泊で疾走した鉄道紀行。680円(税込)

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