• 自動手荷物預け機、成田空港国際線で本格導入 来夏までに15社72台

自動手荷物預け機、成田空港国際線で本格導入 来夏までに15社72台

成田空港国際線でこの夏、飛行機搭乗時の自動手荷物預け機の本格的導入が始まり、9月17日には第1ターミナル南ウィングで、航空会社のトップを切って全日空が本格運用を開始しました。旅の前触れとしてわくわくする手荷物預けも、順番待ちの列を目にするとげんなりするもの。搭乗「セルフ化」の進展で、乗客の待ち時間短縮とカウンター周辺の混雑緩和が期待できそうです。

(文・&TRAVEL編集部 トップ写真は運用を始めた自動手荷物預け機=成田国際空港会社提供)

運用、まず全日空から

現在、自動手荷物預け機が使えるのは、第1ターミナル南ウィングのDゾーンE側。手荷物の重さや形、生き物が入っていないかどうかなどを機械がチェックし、出力されるタグを乗客が自分で荷物に貼り付ける仕組みです。

タッチパネルの指示に従って手荷物を預けられる=8月20日、成田空港であった関係者向け披露で。根岸敦生撮影/朝日新聞社

来夏までに15社に拡大

工事の進み具合で導入時期が変わる可能性があります=画像提供・成田国際空港会社

今後、第1ターミナル北ウィングや第2ターミナルに導入を広げ、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年夏までには、三つのターミナルすべてに計72台を配置し、利用できる航空会社は15社になる計画です。

利用可能になる日は、各航空会社へ問い合わせを=画像提供・成田国際空港会社

成田空港では2017年から自動手荷物預け機の実証実験を進めてきました。「航空会社職員が対応する窓口では1件あたり約120秒かかった作業が、自動手荷物預け機では約90秒になると想定しています」と、成田国際空港会社広報部。

また、自動手荷物預け機と、従来から運用していた自動チェックイン機を集中的に配置する「Smart Check-in」ゾーンを設け、自動手荷物預け機を利用できる航空会社を増やしていくことで、よりストレスフリーな搭乗の実現を目指したい、と、成田国際空港会社は説明しています。

画像提供=成田国際空港会社