よなよなハンコ

母の日の贈り物とプレゼントマン

  

 消しゴムハンコ作家で、忌野清志郎さんの長女・百世(ももよ)さんによる連載「よなよなハンコ」。今回は、母の日の贈り物のお話です。これまでで一番、お母さんが喜んだプレゼントって、何ですか……?
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 5月ですねー。先週はゴールデンウィークだったので、よなよなハンコの一気読み回でした! 今までの作品がずら~っと並び、作品をクリックするとコラムが読めるようになっていて、オシャレでなんだかわくわくしました。ああやって作品が並ぶのもおもしろいな~。まだ見ていない方はぜひ見てみてくださいね。過去のコラムを振り返ってみると楽しいかも!?

 私はいつも新しい月にはいると、何の行事があるかを調べて、何かコラムの手がかりをつかもうとするんですが、そっか! もうすぐ母の日ですね~。

 子どもの頃は自作のメモ用紙を作ってプレゼントしていました。それが自分でもいらないなって思う出来……。もちろん当時は自信満々に作って渡してたんですけどね。

 それは本の形をしていて、表と裏が段ボールで、赤とピンクの絵の具で色がつけてあって、中のメモ部分は、A4のコピー用紙を子供流の切り方で半分にし、1枚ずつボンドでつけてあるようなメモ用紙。ボンドのつけ方も雑だし、コピー用紙もナナメに切ってあったりで、相当使いにくい……。なんでこんなに鮮明に覚えてるんだろう。

 母に渡したときは喜んでた気がするけど、そのあと使う気配がなかったので、これはプレゼント失敗だな~って子どもながらに思ったっけ。

 でも母へのプレゼントって本当に難しくて、何をあげてもほとんど使ってもらえずに埋もれていくので、そのメモ用紙と、兄と一緒に買った文庫本やパズル本をプレゼントしただけで、何あげても喜ばないよね~ってなり、本人も「何もいらないよ」と言うので、そこから何かモノをプレゼントすることはなくなったなぁ。

 でもその代わりに、マッサージをしてあげることになったんですよねー。そのほうが圧倒的に喜んでくれた!

 最近はそんなことすっかり忘れてて、そういえばマッサージされてない! って母が言ってたので、久しぶりにしようかな。でも私のマッサージはなんか手つきがせっかち! って言われるし、もんでるとすぐ飽きちゃうんですよね……んー飽きたら兄に任せようっと!

 今回の消しゴムハンコは、プレゼントマン! 私が消しゴムハンコを始めた頃に作ったキャラクターです。顔がついてないのが珍しい。

 個展を開いたときにふらっと来た方に、「これ包装紙にしたら可愛いわ~」って言われたっけな。プレゼントマンだから包装紙ぴったりなんですけどね。いつか作ってみたいです。

百世

PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後 忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。

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