リノベーション・スタイル

<170>物件探しに2年。窓からの景色をいかしたリノベ

  

[S邸]
M.Sさん(35歳)
東京都品川区 築32年/41.34m²/総工費800万円

    ◇

 Sさんは「緑が見られる場所に住みたい」と2年間理想の部屋を探していらっしゃいました。一番こだわっていたのは部屋からの景色。こちらの部屋は扉を開けたとたん「ここだ!」と思われたとか。

 リノベーションは、私たちブルースタジオのセレクトオーダー式サービス「TOKYO*STANDARD」を使ったオーソドックスなスタイルです。このサービスではブルースタジオの“定番”から、自分が好きな素材やオプションを選んで組み合わせられます。

 間取りは、部屋の中心に広いリビングを置き、寝室はつくらずにベッドもリビングに設置。リビングからはもちろん、キッチン、お風呂からも窓の外の緑が見えるように設計しました。サニタリールームの隣にちょっとしたインナーテラスがあるのですが、こちらにヨガマットを敷いて、外の緑を見ながらヨガをすることもあるとか。気持ち良さそうですよね。

リビングの一角につくったインナーテラスは、一段下がっている


リビングの一角につくったインナーテラスは、一段下がっている

 キッチン側にも小さなテラスがあり、そこは洗濯物を干すスペースに。コンロの横に洗濯機を設置し、料理をしながら洗濯をして、そのままテラスに干せる動線をつくりました。

 室内は白で統一。リビングの一部の壁をれんがに、サニタリールームの壁をタイルにしてアクセントをつけています。家具などは引っ越しを機にIDÉEやACTUSでそろえていらっしゃいました。もともとモノが多い方ではないようですが、統一感もあり、すっきりした印象です。シンプルでリビングが広いこのようなお部屋は、将来的に賃貸にも出しやすいでしょう。

室内は白で統一


室内は白で統一

 ちなみにSさんは仕事柄よく海外に行かれており、ドアノブなど細かいパーツはアメリカのホームセンターで買ってきたもの。よく見るとあちこちに彼女のこだわりが見えます。

 奇をてらわない、緑の映える白い清潔感のあるこだわりのお部屋は、海外から帰ってきたときにやさしく迎えてくれるはずです。

>>料理中も緑が眺められるこだわりのキッチンなど・・・写真のつづきはこちら

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PROFILE

石井健

「ブルースタジオ」執行役員
1969年、福岡県生まれ。「ブルースタジオ」執行役員。日本のリノベーション・シーンの創世期から600件以上を手がけてきた。「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)でも「古い物件の家賃を倍にする不動産集団!」として紹介される。「郷さくら美術館」(東京・中目黒)で2012年度グッドデザイン賞受賞。また「賃貸アパート改修さくらアパートメント」(東京・経堂)で2014年度グッドデザイン賞受賞。 著書に『リノベーション物件に住もう』(共同編集/ブルースタジオ)、『MUJI 家について話そう』(部分監修)、『リノベーションでかなえる、自分らしい暮らしとインテリア LIFE in TOKYO』(監修)。
ブルースタジオへのリノベーションのご相談は、隔月開催のセミナーや、個別相談で承っています。

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