よなよなハンコ

すごすぎる……エッシャーの木版画!

消しゴムハンコ作家で、忌野清志郎さんの長女・百世(ももよ)さんによる連載「よなよなハンコ」、今回は百世さんが魅入られたというエッシャーの版画のお話です。「消しゴムハンコに通じるところがたくさん!」と興奮する百世さん、ツボはどこにあったのでしょうか?
    ◇
この間、上野の森美術館で開催されている「ミラクル エッシャー展」に行って来ました。

エッシャーのだまし絵だけは、写真で観(み)たことがあって、でも他にどんな作品があるのか全然知らず、「版画すごいよー、行ったほうがいいよ。」と言われて早速行ったんです。

木版にリトグラフ、エッチング、木口木版、メゾティント、リノカット……って全部美術の教科書に載ってたやつだ! テストのときに覚えたな~。と懐かしいことを思い出すくらい、版画を究めていることに、ビックリしました。すごすぎる……エッシャー!

だまし絵もたくさん展示してありましたが、仕事で制作した広告や初期の作品、スケッチなどもあって、いろんなエッシャーが観られました。 版画を始めた頃の初々しさ、そしてどんどん上達して究めていくのを観られたのが良かったです。

特に、私はエッシャーの木版画に心をわしづかみにされました! 木版は、消しゴムハンコに通じるところがたくさんあるので、観てとても勉強になり、めちゃくちゃ刺激を受けました!!

えーこれ本当に木版画!? こんなに緻密(ちみつ)に彫れるんだ。って観ていて、驚くことばっかり! 線の太さや細かさによって、明暗をだして、奥行きを感じさせていたり、輪郭がなくて線だけで風景などを表現した作品もあったり。
それがすごくカッコよくて、消しゴムハンコでまねしてみたんですが、全然うまくいかなかったんですよねー。カケアミみたいな彫り線もやってみましたが、なんだかイマイチきまらなかった……。練習して、うまくなったら作品の中に取り入れてみたいな~。

実際に観ないとわからない、作品からでているオーラと線のキレイさと細かさを、またじっくりとみたい~。今月の29日まで開催されているので、皆さんもぜひ。木版画やりたくなっちゃいました!

今回の消しゴムハンコは、オハラ☆ブレイクで展示する作品の一部分を。
今年も8月3日~5日に福島・天神浜のオートキャンプ場で開催される、オハラ☆ブレイクに展示で参加します。今までオハラ☆ブレイクの為に彫ってきた作品の展示を主にする予定です! 会津漆器とのコラボ商品も発売されますよっ。

そういえば「よなよなハンコ」の初回はオハラ☆ブレイクのことを書いていました。もうそこから1年経ったってことですね! 結構長かったような気がします。
何かためになるようなことは全然書いていないですが、ちょっとでもプププッと笑ってもらえたり、何かを感じたり、生活の楽しみの一部になれたらうれしいなと思っています。

もちろん作品も観て楽しんでほしいので、エッシャーみたいにキレイな線が彫れるように、消しゴムハンコもどんどん上達させていきますよ。

よなよなハンコ、1年続いてよかったー!

百世

PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後 忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。

市谷の釣り堀で、1時間釣り勝負!

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夏休みの宿題、絵日記と植木鉢ちゃん

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